4話 ページ22
｢事前に出席者の探り入れたけど、二人の名前は出されなかったな･･････｣
二宮君は、悔しそうな櫻井君を慰めるようにその肩を叩いた。
｢そりゃ言わないでしょ。言ったら俺ら来ないもん。私がこのネタ仕入れたのもたまたまの裏ルートだからね。運が良かっただけ｣
松本君が気を取り直すように言った。
｢まぁ前回で向こうの目的はわかったんだし、こっちの対応も前とは変えられるし。それに今回は、Aも来てんだし。ねぇ、リーダー？｣
意味深な松本君の流し目を受けて大野君はフフっと微笑んだ。
相葉君がまたキョトンとした。
｢どういう意味？｣
二宮君が苦笑しながらその肩を抱いて言った。
｢わかんなさいよ、まー君。A連れてきたのは理由つけてさっさと退散するためでしょ。この猫がクソ賢いの忘れたわけ？ 飼い主でしょ？｣
｢え？えーっ!? ああ、そういうことね？ いいタイミングでAを理由に引き上げるってことか。Aに一芝居うってもらって？｣
私は目を見開いた。
私を連れてきたのはそういうことだったの？
お芝居･･････出来るかな。
あんまり自信ないけどなぁ。
でも、そのジョージレコードの奥様姉妹っていう人がどれほどの人か知らないけれど、大野君やみんなを困らせているっていうのなら、私は闘うのみだ。
うん、任せて！
出陣とばかりに、呼びに来た執事さんに案内されて宴会場に赴く五人。
ほんとにきらびやかな光景だ。豪華すぎる。後ろ姿だけで感嘆のため息が漏れる。
二宮君が磁石みたいに大野君にくっつきに行って、その漆黒のジャケットの襟を触りながら言った。
｢リーダー、イケメてるじゃん｣
｢そっちも｣
｢礼服ですけどね｣
｢ンフフ。おいらも｣
｢だと思ったわー！｣
二人で仲良く笑いあってて、それは凄く、見ていて幸せな光景だった。
あぁ、やっぱり五人が一緒にいるこの光景を見るのが好きだなって改めて思った。
今日、来れて本当に良かったな･･････。
でも、数分後には来たことを後悔した私。
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ao(プロフ) - 萌和*さん» 萌和＊様おはようございます。ニノちゃん押しだったんですね。彼は現実でも妄想でもほんといい仕事しますからねー。うんうん、わかります。楽しんでいただけるといいなぁ〜。 (2019年8月10日 9時) (
レス) id: 0d583270dc (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - kikiさん» kiki様おはようございまーす！雄叫びありがとうございます。うふふ。ラブラブなのはほんと心の栄養ですよねー。活力お届けできるよう頑張りますので今後ともよろしくお願いします！ (2019年8月10日 9時) (レス) id: 0d583270dc (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - keiさん» keiちゃん月末なんだね!? うちわ結局ウインクと投げチューとありがとの三種とりあえず作ることにしたよ。ほんと楽しいね！次は二宮君ちだよー。楽しんでね〜。 (2019年8月10日 9時) (レス) id: 0d583270dc (このIDを非表示/違反報告)
萌和*(プロフ) - こんばんは！わーーー二宮さん家！ついに！にやにやが止まらない二宮くん推しです← 二宮さんが出てくるとは思ってなかったのでドキドキです〜次回も楽しみにしてます♪ (2019年8月9日 18時) (レス) id: 270b2e26c0 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - ao様 ギァー\(//∇//)\ 2人のやり取りが可愛い過ぎて、ニヤニヤですよ！それに二宮さんまで絡みだして、ワクワク、ドキドキが止まりません（≧∇≦）これからの活力になる事間違いなしでございます。ありがとうございます！ (2019年8月9日 17時) (レス) id: 5bf90ac6c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ao
| 作成日時：2019年7月14日 9時
