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ページ42

土方side

武州時代から知ってて、つい最近再会して、


昔と変わらず騒ぎまくったAとの別れは




実に呆気なかった。







威「迎えに来たよ、A」



土「なんだテメェ…」


隊「貴様、何処から!?」
隊「総員集まれ!!」


異常事態に集まって来た隊の奴らも臨戦態勢に入る。



沖「A、後ろ下がってなァ…」


『………』



近「かかれェェェェェ!!!!」

隊「「「ウォォォォォォォ!!!!」」」






しかし渦中の悪党は緊張感の欠片もなく、




威「ん〜。お前らを殺すつもりはなかったんだけど」




威「面倒だし、殺しちゃうぞ」




にっかりと微笑んでそう言った。





土「!? お前らッ…!!」





こいつはやばい、相当な手練だ





このままじゃ殺られる、





止まれ、そう叫ぼうとするより先に響いたのは







Aの声だった。






『みんな止まって!!!!』





その場の全員がハッと一瞬意識を向ける。




Aはその一瞬を見逃さず、すっ、と息を吸うと



次の言葉を紡いだ。




『貴方がもし、みんなを傷付けるつもりなら… 』



威「どうするの?」


奴はまだ余裕そうな顔



それにしてもA、本当に何をする気だ?




ザワザワと全員の視線がAの一挙手一投足に注がれる。





その手は、徐ろに近くの隊士の刀を取った。



ジャキンッ!!




沖「お前、そりゃ無茶だ!!」


威「そのとおり〜。Aに俺は殺せないよ。」





いや、違う…!!




土「おいバカやめろ…!!」









白刃はAの首元に当てられた。









『貴方に連れてかれる前にこの首をかき切ってやる』







威「!?」
隊「「「!?」」」






淡々とそう告げたAの表情は読めなくて







敵味方関係なく焦らせる凄みがあった。

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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 神威   
作品ジャンル:恋愛
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ミュウ - 続きが気になるぅぅぅ (2020年10月31日 22時) (レス) id: 952d396015 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - ありがとうございます。頑張りますね。これからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年12月14日 21時) (レス) id: 47e245d859 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張って下さい! (2017年12月14日 20時) (レス) id: c20e76bf92 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちくわ餅 | 作成日時:2017年8月31日 22時

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