【黒子のバスケ】 なんでこうなったの!!!(トリップ)

29話 ページ31

まず、大きな声で


『失礼します！』


『すいません。遅れました。』



と言って目線を私に集中させた。



その間に、黒子がうまく影を薄くして静かにトイレへ行った


作戦成功☆


リ「来た来た、ちょっとこっち来て」


手招きされた


『何ですか？』


リ「夏樹ちゃんだよね？」


『はい、そうですけど？』


リ「ありがとう！で、名前は？」


『臨(のぞむ)です。』


リ「わかったわ。ところで黒子くん見てない？」


『お昼食べ過ぎて少しお腹痛いって言ってトイレにずっといますよ？』


リ「ありがとう。じゃあさっそく参加してもらうわよ。」


『はい！』


(ふぅ〜、なんとかごまかせた。)


トイレのドアのところを見ると黒子がこっちを向いていた。


[出てきていいよ]とアイコンタクトをとるとうまく演じながら出てきた


リ「黒子くん大丈夫？」


黒「はい、大丈夫です。」


リ「よかった。じゃあ練習初めてて。」


黒「はい。」


(よし、あとは自分がばれないようにしないと)


リ「あ！そうだ」


リ「臨くん！こっちに来て！」


私はメンバー全員の前に立たされた


リ「紹介するわ。今日、一緒に練習をする臨くんよ。」


『よろしくお願いします！』


小金井「あれ？夏樹ちゃんは？」


リ「今、他のことしてもらっているの。」


小金井「そうなんだ。」


日「おい、小金井、練習するぞ！」


小金井「今行く〜」

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