記憶無し蝙蝠婦人 (ページ5)

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Memory4 ページ5

あのあと、これからに支障がきたすと思い、ポライトにメガネをプレゼントした
俺を見た途端に美しいとか言われたけど知らない…

それと、あのままじゃ服装がダメだと思って、黄色のロングコート、白のシャツ、オレンジのニットベスト、オレンジのズボンに黄色の靴を買った

メガネをプレゼントしたあと、イギリス、スペイン、フランス、ノルウェー…様々な国へ行ったこれでもう3ヶ月は経ってる。ポライトも記憶が戻ってきたみたいだ
まだハロウィンじゃないから帰らなくていいやって言ってた
どういう意味だろう？

帰らなくていい。そんな事を思う俺も居る。そんな事思っちゃダメだ。ポライトには場所がある

MP｢ミカ。次はどこへ？｣

ミカ｢んー…メキシコかブラジルにでも行くかなぁ｣

MP｢そうですか！それでは行きましょう！｣

ポライトの手にはメキシコ行きの航空券。なんで!?

ミカ｢え？なんで持ってるの!?｣

MP｢実はバッグに入ってたんです！｣

ミカ｢違法のやつか…？｣←

MP｢違いますよ!?｣

透かしたり、厚みを確認したが、偽物ではないようだ

ミカ｢そうだな。それじゃあ空港に行こうか｣

数時間後、メキシコに着いた

MP｢着きましたね｣

ミカ｢だな。とりあえず…メキシコシティの市役所とか行って戸籍を探すか｣

MP｢そうですね｣

ミカ｢こりゃあ骨が折れそうだ…｣

MP｢知り合いを探すのでしょう？諦めちゃダメですよ｣

ミカ｢ポライトとなら苦にならなさそうだ｣

!?俺は一体…これじゃあまるでポライトに惚れてるみたいじゃないか…
って惚れてるのかなぁ…
まぁいいや。回り始めるか

(俺の記憶が消える前の日)