黒バス 誠凛マネージャーになりました

自信喪失 ページ33

それから大我は明後日のテストまで眠ることなく勉強した(させられた)

結果､､､
308人中90位となった
捨てた国語でずっと真太郎から貰った鉛筆を転がしたら98点を取ったのだ

実力テストを無事に終え練習再会
大我は今週一杯は休養することになった

そして決勝リーグの一週間前の土曜日にはプール練習をした

私は絶対大我が大人しくするはずがないと踏んでその日はプール練には参加しなかった

大我がよくくるストバスのコートにやってくると

やっぱりいる､､､

声を掛けようと思ったが久々にジークが飛んでいる所を見て、もしやと思い、様子を見ていたらキセキの世代である青峰大輝がやってきた

大輝が大我に試合を申し込んだ

大我、試合受けないで帰って休め！

そんな願いも虚しく大我は大輝と1on1をした
本当に挑発によく乗るなぁ、大我は

案の定大我は負けた

青「影は光が強いほど濃くなる
つまり輝き次第でアイツは強くも弱くもなる
お前の光は淡すぎる」

挙げ句こんな事言われていた

青「ったく､､､何でテツは此奴を選んだんだか､､､Aも試合にでてねーし、本当は勝ちたくねーのかよ､､､
つか、俺んとこまで顔出しに来いよコノヤロー」

余計なことを言うなんてね､､､
顔出しに行きにくい雰囲気作ってんのはどっちよ

私は女子の中で試合すると圧倒的な技術の差をつけてしまうため、男バスで試合に出られる特権をとってあるのだ

火「ぇ、Aは試合に出れんのか？」

青「んあ？ああ、出れるぜ、本人にでも聞いてみろ、じゃーな」

そう言って大輝は去っていく

タイミングを見計らって

『大我』

火「うぉあっ！？A！？」

『今日は休めって言われたのまさか忘れてないよね？』

火「うぐっ、忘れてねーよ､､､お前、青峰と試合してたの見てたんだろ」

『見てたよバリバリ、挑発に綺麗に乗ってるところまで』
火「､､､お前試合出れんだって？」

やっぱりその話をしようとする

『休む事すら出来ない大我には教えてあげない』

火「､､､俺、アイツに勝てる気がしねーよ」

悔しそうに辛そうに言う大我

『､､､そんな顔しない！ほら、家まで送るから帰ろう』

手を差し出す

さっきとは違う驚いた顔で固まっている

火「何、この手」

『え、立ってって意味。そんではぐれないように』

火「俺は子供か！？」

『大我はすぐフラフラとバスケしにいくからね』

火「んだとコラ！」

そう言いつつも手を握る

この後しっかり送って行きました

笑わせんなよ→←バカじゃ勝てないのよ！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す