検索窓
今日:7 hit、昨日:26 hit、合計:295,531 hit

いくぜ!! ページ27

火「黒子テメェ!!」

黒「バスケは一人でやるものじゃないでしょう」

火「だからって勝たなきゃ何の意味もねぇよ!」

『、、、!!』

ダメだ大我!それじゃあ皆と変わらない

黒「一人で勝っても意味なんかないだろ。キセキの世代倒すって言ってたのに彼らと同じ考えでどうすんだ」

テツが敬語じゃない、怒っているのだ

黒「今のお互いを信頼出来ない状態で仮に秀徳を倒せたとしてもきっと誰も嬉しくないです」

大我がテツを殴る

火「甘っちょろい事言ってんなよ!そんなん勝てなきゃただのキレイ事だろーが!」

私は耐えきれず右手で用意しておいた一枚の濡れたタオルを大我の顔面にぶんなげる

火「ベチャッぶっ!」

『じゃあ勝利ってなんなの!?バスケはチーム戦でしょ?なのに個人戦みたいなプレーをして手に入る勝利なんて誰も嬉しくなんかない!
それとも嬉しくない勝利なんかが大我は欲しい訳?』

睨み付けながら言うが、大我に一人のプレーをさせてしまった事が悔しくて涙が出そうになり迫力はない

火「、、、悪かった、勝った時嬉しい方がいいに決まってる」

大我が頭をポンポンしながらも申し訳なさそうな顔をする

『ん、分かればいい』

理解してもらえた嬉しさに少し頬が緩む

『ほら、テツも頬冷やして』

と、濡れタオルを渡す

黒「ありがとうございます」

『リコ先輩、作戦なんですがいいですか?』

リ「え、ええ!勿論」

『テツ、もう一段階上のパス出せる?』

黒「!はい、出来ます」

『大我あと跳べて二回が限度。
一回目は第4Q最初の真太郎のスリーPを止めて、二回目は勝負所で跳んで』

火「おう!」

『伊月先輩は大我が叩き落としたボールでなるべくゴールから遠い所からシュートして下さい』

伊「了解!」

第4Q開始

言ったとおり大我は最初の真太郎のスリーPを止め、伊月先輩はシュートを決めた

テツは和成のホークアイを上手く撒き、加速するパスを大我に出した
そして大我は跳びダンクを決めた

誠凛は残り二分でワンゴール差まで持ち込んだ

テツがスティールを決めるがシュートまでなかなかありつかない

残り五秒で誠凛が逆転
皆安堵し、油断する

だが、和成と真太郎の動きからまだ何かある

『油断しないで!!まだ終わってません!』

その声掛けにいち早く反応したのは大我

跳べない大我が最後に跳んだ
だが真太郎のシュートフォームはフェイクだった
しかし、テツが背後から真太郎のボールを突き、床に落とした

終了の笛が鳴った

信じてました→←困ります



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (61 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
181人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レンレン - ステーキ屋さんごめんなさいの回の伊月くんが可愛い〜!これからも頑張ってください!! (2019年8月27日 20時) (レス) id: c0c29da7c2 (このIDを非表示/違反報告)
波瑠(プロフ) - イベリコ豚と三大珍味のせは、海常との練習試合が終わってからですよ!更新頑張ってください! (2019年7月14日 19時) (レス) id: 977f6c68bb (このIDを非表示/違反報告)
夜兎(プロフ) - 初コメ失礼します。設定の眉目秀麗は男性の人に使う言葉であって、女性なら容姿端麗ですよ (2019年6月9日 15時) (レス) id: 6d327399eb (このIDを非表示/違反報告)
鏡宮(プロフ) - 可也さん» ありがとうございます!共感得られて嬉しいです!これからもどうぞよろしくお願いしますー! (2019年5月27日 20時) (レス) id: 6db4307877 (このIDを非表示/違反報告)
可也 - 面白かった!!!!!続き読みたいです!! (2019年5月27日 19時) (レス) id: 430d859c05 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鏡宮 | 作成日時:2019年4月17日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。