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廉が帰宅したのは、ほんとに12時前で。



廉「 あれ寝とってよかったんに 」



「 あー...いいたいことがあって 」



廉「 なにー? 」



「 鍵貸してもらってもいい? 」



廉「 あーそやん。鍵渡してへんかったな。ほれ 」



「 え、あ、有難う? 」



廉「 なんで疑問系やねん(笑)どっか行くん? 」



「 あー友達が東京案内してくれるって 」



廉「 おーそりゃ良かったなあ、あんま遅くまで遊んでくんなよ 」



「 もうおっきいから大丈夫です〜〜 」



廉「 俺からしたらまだガキやわ(笑) 」




それは私のことは恋愛対象には入んないよ、って遠回しに言ってる?



どうせ廉の事だからその発言に意味はないんだろうけど。






少しだけ胸がちくってしたのは知らないふりをしておこう。


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作者名:ぽん | 作成日時:2019年7月21日 11時

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