【ボールルームへようこそ】Shall we dance? (ページ11)

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Step10 ページ11

青空「はい。清春のすきなあじつけ好きな味付けわかんなかったからとりあえず隼人に合わせてみました...どうかな？」

親戚以外にあんまり作らないんだよね

清春「(エプロン姿の青空さんの手作り...新婚みたい)...美味しいです」

青空「ほんと？よかった...で、どうだった？」

清春「...美味しいです」

そうじゃなくて

青空「多々良くんの所いったんでしょ？」

清春「藤田、のお婆さんに相撲の実況して、お父さんとお婆さんから細過ぎもっと食えってみかん貰って、藤田の部屋に入って、『お前も早く舞台に上がれ』って言ってきました。」

青空「それで電車乗り間違えたんだ、ふふっ楽しそう」

清春「それは...」

清春にしては珍しく面白い1日だったんじゃない？

青空「お前も早く舞台に上がれ、か...」

かっこいいじゃん

青空「なら細過ぎ清春くん。まずは怪我を治すためにもっとたべなきなゃねー？ふふっ」

清春「青空さんよりは細くないです」

青空「私は怪我してないからいいもの...スタイルは雫にはかなわないけど」

雫は発育良すぎ

清春「(雫が聞いたら怒りそうだな)...ごちそうさまでした」

青空「はい。お粗末さまでした。私明日も仙石さんのところ行くけど清春は？」

清春「俺は暫く行きません」

青空「そっか、なら雫は暫くひとりで練習になるんだね。早く戻ってきてあげてね？」

清春「...はい」

青空「清春？」

雫の話になると清春は少し顔が強ばってた
また一人でなにか抱え込んでるの？

今回は私は何も聞かなかった。
これは雫と清春、二人の問題だから

ただ、この後嫌な予感がしてたまらない

そんな予感は当たるもので

青空「こんにちは。雫！今日練習付き合おっか？」

雫「え！ほんとですか！？」

仙石「よう青空。隼人は一緒じゃないのか？」

青空「ああ、隼人は」

ｶｯｶｯｶｯｶｯｶﾞﾁｬ

「わぁ！」
多々良「うわぁ！」

多々良くんに女の子がぶつかる
多々良くんぶつけてないはずの顔が真っ赤

「あっ、ごめんなさい！」
多々良「えっあうん」

「あっ雫さん、逃げてください...ってえ！？青空さん！？」

あれ？この子真子？
ってことは...

ｶﾂｶﾂｶﾂｶﾂ

「兵藤は死んだ、雫！俺と踊ろうぜ！」

青空「雫、やっぱ帰っていい？」

雫「えっダメです！(練習付き合ってもらいたい)」