輝「おい、これ何だよ……!!?」茂「ブルーベリー色の化物っ!?」律「何かがおかしい……っっ」貴「とりま逃げよう!!!」【モブサイコ100×青鬼】

1 失踪 ページ2

天牙先輩が失踪してから二週間。


天牙先輩が失踪したって聞いてから食事も喉を通らない。
あぁ、私、本当に天牙先輩が好きなんだ……。









天牙先輩は塩中の生徒会長と副会長と山奥にある無人の館に出向いた。



でも、そこの館にはブルーベリー色の怪物が人間を喰うという噂があって、人々は怪物のことを『青鬼』と名付けておののいた。







もしかしたら天牙先輩は………




なんて思うと夜は寝付けなかった。









輝「……?粕谷??どうしたの？」
ふと隣の席の花沢くんに話しかけられた。



花沢くん、花沢輝気くん。通称テル。ルックスも内面も良いため、女子にモテモテである。
イケメンが板についた中学生。

でも彼のファンでも知らない、彼の秘密を私は知っている。





彼は、超能力者。





貴「う？ううんっ！何でもないよ〜！」
輝「嘘。顔に出てる。粕谷はいつもそう。」
貴「えぇ〜、花沢くん、何でもお見通しだな〜泣」



どうやら花沢くんには分かっていたらしく、「言ってみ？」って言ってくれた。




貴「実は、さ。」




私は天牙先輩のことを話した。
すると花沢くんは、




輝「じゃあさ、行く？」


と言った。

いく？行く、逝く、？？私死んじゃうの……!!?


輝「無人の館。」
貴「あ、あぁ〜！そっちね！






って！えええええええええ！！？」









こうして、私達四人は集まり、無人の館に行くことにした。

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