#6 ページ7
志麻side．
どうやらセンラさんはスケジュール帳に付けていたボールペンを下に落としたみたいだ。
しかも運良く後ろの恋した女の子が拾ってくれたみたいで、色々話していた。
俺は聞き耳を立てながらスマホを見つめる。
話を聞いていると、その女の子は俺らのリスナーだった。
の割に全く気づかないし…
ライブとか来たことあらへんのかな。
センラも驚いてるし。
よくよく聞いていれば、ライブには参戦しているけどいい席は当たったことは無いらしく、顔もまともに見れてないという。
俺の事はさすがに分かるだろうけど…顔出ししてる時あるしな。
セ｢お名前なんて言うんですか？｣
おい！センラお前！W
それ以上聞き込むなや！！
貴｢早川Aです｣
いや女の子もサラ〜っと知らん男にフルネーム教えるなや！！W
少し俺は焦ってしまった。
もし女の子がマナーの悪いリスナーだったら。
知らんうちに盗撮しているかもしれん。
この声だって録音されてるかもしれへんのに。
センラさんはほんまに危機感があらへんな…
って。考えすぎか俺！！
貴｢あの…、お名前、私も聞きたいです｣
いや、センラお前さすがに…
セ｢折原千里です。｣
本名ぶちまけた〜〜！！！！？
おい！それはやめときや！なにゆうてんねん…！
いざセンラって知られてしまった時どう対処するんや！！！
そんなことを考えていると、センラさんは女の子との会話を終え、前に向き直った。
次の瞬間、力が抜けて、へにゃへにゃになっていた。
｢センラさん、お前、やらかしたな｣
セ｢はああああ…可愛い｣
｢聞いとんのか。｣
セ｢気づいとらんし、ええやん？｣
｢もう知らへんで〜｣
まあ、センラさんやし、自分でどうにかするんやろ。
そう言ってスマホを開くと仙台に到着する5分前の時間が表示されていた。
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あお(プロフ) - はじめまして。小説読ませて頂きました。すごく面白くてドキドキさせて貰いました。この先が気になってしまい楽しみで仕方有りません。これの他のメンバーの作品は有りますか?有ったら是非読みたいのですが?特に浦坂のが有ったら読みたいです。 (2019年6月11日 15時) (
レス) id: 692ce0d98a (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - 志奈乃@リスラーさん» 意外だからこそ楽しめるかなと思いました♪これからもどうぞよろしくお願いします(*´-`*) (2019年6月7日 1時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
志奈乃@リスラー - 一目惚れするのがまさかのセンラさんでびっくり...最初夢主が一目惚れするのかと思ってたw (2019年6月6日 0時) (レス) id: 0f8bb6f46c (このIDを非表示/違反報告)
てろち - aonaさん» マジで死にますねΣd(ﾟ∀ﾟd) (2019年6月4日 18時) (レス) id: 999d763a4b (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - てろちさん» これ書いてて想像してしまって、1人でにやけてしまいましたもん…。志麻さんの低音イケボはもう誰もがキュンと来ちゃいますよね！ (2019年6月3日 23時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aona | 作成日時：2019年5月23日 5時
