検索窓
今日:4 hit、昨日:22 hit、合計:72,672 hit

#56 ページ15

センラside


まさか今回の楽屋招待がAちゃんやったとは…

しかも連番のお友達さんと2人で当てたとか…


予想外すぎた……。


ライブ前に元気もらえるとか何もう…幸せ。



そんなことを考えてたら、Aちゃんが志麻リスとまーしぃの話を眺めていた。


よし、、チャンス……。!!!



「Aちゃん」


貴「…あっ」


「よう楽屋招待当てたなあ」


貴「始発で並んでたので頑張ったかいがありました…!」


「よかったなあ、楽屋招待やし、なんかして欲しいことあったりする?」



そう言うと何も考えていなかったのかAちゃんが「う〜ん……」と考え込んでしまった。


「特にないならみんなにはサインとか書いとるんやけど。」


貴「いやいやいやいや!こんな私が貰っていいものじゃないです!」


相変わらず謙虚すぎるなあ…


「えー!でも折角やし、何かやろうや…あ!じゃあツーショしよう!」


貴「……へ?」


「ツーショット!2人で撮ること!」


貴「いやそれこそ炎上…」



表に出さなければええ話やし…?



「俺が撮りたいねん!な?ええやろ?」


貴「…………じ、じゃあ…」



よっしゃ!!!!

そう心の中でガッツポーズをし、いつものスマホを取り出す。


「じゃあ撮るで??3.2.1.(パシャッ)」




貴「私ひきつってません?大丈夫ですかね…」



んー、どれどれ。


スマホを操作して写真を見る



「っ…」



そこに写ってるのは、俺とAちゃん。
もちろん当たり前やけど。

Aちゃんめちゃめちゃ笑顔やん…
可愛い。にやけてまう、



「…うん、可愛く撮れとるで〜」



照れた顔を隠すように、Aちゃんの視界を塞ぐようにスマホの画面を見せる。


貴「ち、近すぎます…!でも、引きつってなくてよかったです…」


そう言ってほっと一息つく。

引きつってても絶対かわいいんやろなー。


「Aちゃん、やっぱサイン書くで。」


貴「え?!いやいやいや!ほんといいです申し訳ないです…お忙しいのに」


「ええの!楽屋に色紙は用意してあるし!勿体ないやろー?」



そう言ってAちゃんの返事を聞かずにスラスラと書き始める。


貴「あああああ、、、すみません、、ほんとありがとうございます…」


「このくらいお安いもんやで、また遊べたら遊ぼうな?」


貴「いいんですか?!でも休める時にはしっかり休んでくださいね。」



優しすぎる………。

#57→←#55



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (102 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
307人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船 , センラ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちょこ - とてもよかったです!その後話がもっと欲しい! (2019年12月8日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - さかたんがいいです! (2019年8月14日 8時) (レス) id: 1e074f746a (このIDを非表示/違反報告)
てるち。(プロフ) - aonaさん» ファイト!!!!! (2019年8月13日 11時) (レス) id: 65c4e0b590 (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - てるち。さん» らぶらぶなの作ってみる…笑 (2019年8月13日 11時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
てるち。(プロフ) - aonaさん» …分からん…(今俺の新作手こずってるから…(坂田さんメインのお話)待って本当に分からん) (2019年8月13日 10時) (レス) id: 65c4e0b590 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:aona | 作成日時:2019年7月14日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。