【青峰大輝】24人目の貧乳彼女。【黒ﾊﾞｽ】

青｢じゃ、お前24人目な。｣ ページ1

『青峰さんが、好きです。』






桐皇学園の屋上。



放課後の静かなこの場所に、

少女の声が澄み渡る。









｢へぇ、俺と付き合いたいの？｣







このお決まりﾊﾟﾀｰﾝに慣れた俺は、


昼寝用の場所から彼女を見下ろした。









ちっさ。









え、何がって。




いや、身長じゃなくて…。



まぁﾁﾋﾞっちゃﾁﾋﾞだけど。









俺が言ってるのは、



もちろん胸の話な←









ﾁｯ、貧乳かよ←









『貧乳で悪かったですね…(´・・｀)ｼｮﾎﾞﾝ』









ぁ、駄々漏れてた(;￣ー￣A




てか胸押さえて落ち込んでるし…←








さすがに、俺がわりぃか。








青｢う、…すまん。つい本音が。｣







『別にいいです、本当のことなんで。←』









そう言ってﾌｲｯと顔を背けた。









…なんか、小動物みてぇだな。









愛着…わきそう。





まぁ、たまにはいいかもな。








青｢いーよ、彼女にしてやる。｣








『えっ、…いいんですか!?』









嬉々とした丸い目で俺を見るｺｲﾂは、



昔飼ってた犬に似てる((←←←←









｢じゃ、お前24人目な。｣






そう、彼女が24人目。



ちなみに俺は今、23股をかけている。









単なる暇潰しだけどな。


愛とか、なんとか、マジわかんねぇし。








最低だって思うやつは思え。




言い寄ってんのは向こうだし、

俺は何股かけてるって言ってるし、

それでもいいって言うのも向こうだ。









『はいっ…((ﾆｺｯ』









ｺｲﾂ…意味わかってんのかな。









無邪気な笑顔を見たその時、





俺は始めて、









自分じゃない奴が、







ｺｲﾂが、笑わなくなるんじゃねぇかって、







誰かの事を不安に思った。

『呆れられちゃう』→

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