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________ダムダム…
青峰「お前には壊したい気持ちが分かるか?」
黄瀬「え…?分かんないッス……てか何の話しスか!?」
黄瀬との1対1の最中、ドリブルをつきながら黄瀬に問う。
青峰「女だよ、女ー」
ボールを奪おうと突っ込んでくる黄瀬を適当に避ける。
黄瀬「女って…好きな子でもできたんスか?…ていっ!」
青峰「んー…わかんねーけど…」
黄瀬「あっ!!」
隙だらけの黄瀬を追い越して
ボールをゴールにポイと投げ入れる。
青峰「何か壊したくなる…」
ボールネットを潜り抜けたボールを
攻守交代、と言い黄瀬に投げる。
黄瀬「……壊したくなるって……
それって相当きてるんじゃ…;」
思春期ッスねー、と黄瀬はボールを指でクルクルと回す。
青峰「何かぐちゃぐちゃにしてやりたい…」
黄瀬「うわ、青峰っち怖ー…;」
うるせーよ、と黄瀬の指で回っていたボールを叩き落とす。
確かに、束縛みたいでキモいけど
そんくらい……あいつを壊したい。
あのふわふわした笑顔とか
一度くらい歪ませてみたい…←
これが、好きなのか、
それともそーゆー年頃なのか、
よくわかんねー……、
黄瀬「あ、相原Aちゃんだ」
その言葉に反応して
黄瀬の眺める視線をたどると
体育館の前でウロウロしてる相原。
そーいやバスケ教えるとか言ったな…
黄瀬「Aちゃん可愛いよなー
何かこう…ふわっとした感じがたまんないッスよね〜」
青峰「……それを壊したいんだよ」
黄瀬「……は!?もしかしてさっきのAちゃん!?」
うるさい黄瀬は無視して
俺は相原の方へ駆け寄った。
青峰「よ、本当に来たんだな」
『もちろんです!約束しましたからね!!』
準備も万全、とでも言うのかのように
体操着袋を見せつける。
こういう小さいことも、ぶっ壊したい。
……………………つまり、
俺はこいつが泣くまで、いじめたい…
.
もちろん、いろんな意味で←
ラッキーアイテム
革ベルト
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飛鳥smile☆ - キュン死するところでしたー( ̄▽ ̄;) (2014年11月19日 14時) (レス) id: d2fd27ca38 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 狐神さん» ありがとうございます!!どうか新作の方もよろしくお願いします!! (2013年3月28日 7時) (レス) id: c02461451e (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - MIZUHOさん» ありがとうございます!!!!応援よろしくお願いします!!!! (2013年3月17日 16時) (レス) id: c02461451e (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - カゲロウさん» ありがとうございます!!!!青峰君いいですよねー!!!! (2013年3月17日 14時) (レス) id: c02461451e (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 青峰LOVEさん» 本当ですか!?ありがとうございます!!!! (2013年2月10日 14時) (レス) id: c02461451e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月 | 作成日時:2013年1月21日 23時