その可憐な身体、壊してやる【青峰大輝】

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＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ



5時間目が始まった鐘も無視して

相原は少しずつ話し始めた。



『私昔から友達作るの苦手なんですけど
勉強は嫌いじゃなくて、勉強ばかりしてました』


青峰「だから頭いーのか…」


『青峰君が勉強しなさすぎなだけですよ』



と、意地悪な笑みを浮かべる

新たな一面に少しﾄﾞｷﾘとした。



『そしたら先生達に変な期待されちゃって
間違ったらどうしようって不安なんです』


青峰「………ふーん」



確かに相原は美人で頭いいってイメージが強いし

間違うことは珍しいけど…



青峰「じゃ、寝ときゃいーじゃん」


『……はい?』



ﾎﾟｶﾝと口を開けて、こいつ何いってんだ

みたいな顔をする。


青峰「寝ときゃ何も考えなくていーし楽だぜ?」



第一何やってんのかもわかんねーし

本当に楽。



青峰「だからとりあえず寝とけよ」


そう言うと口を開けていた相原は

ﾌﾟｯと笑いをこぼした。


『もう、本当に青峰君は自由な人ですね』



青峰「っ!」



目を細めてふわっとしたような笑顔、

まるでまわりに花が見えそうなくらい綺麗な笑顔に

心臓がﾄﾞｸﾝと大きく脈を打った。



こいつ、本当幸せそうな顔して笑うな…


なんかこっちまで嬉しくなるわ…



青峰「お前、変だな…」


『む、何ですかそれー!』



怒った顔も綺麗なんて美人はすげーわな…;


『でも、ありがとうございます、
青峰君のおかけで吹っ切れました!!』


青峰「っ//」



.



.



やば………



.



.



.




始めて堀北マイ以外の奴に



可愛いと思った………

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