167 似た瞳 ページ24
貴「奈々さんは、私のこと……覚えててくれたんですね。」
どこか嬉しくて……自然と口元が緩む。
そんなAを見て、奈々はまた抱きしめた。
奈「もちろんよ。
……疲れたでしょう、ゆっくり休みなさい。」
何かを、分かっているような声と……綺麗な瞳。
奈々さんに、戦う力はなくても____ツナと同じ超直感があるんじゃないかな、と思った。
その優しい瞳は……やっぱりツナによく似ていた。
奈々さんのお言葉に甘え、来たのはツナの部屋。
貴「……本当にここで寝ていいのか？」
リ「あぁ、他に部屋がないしな。
昨日寝てないんだろ？
ツナが帰ってくるまで寝てていいぞ。」
オレに背中預けとけ、とニヒルに笑った。
私もリボーンに微笑み返し、頷く。
貴「そうだな。
リボーンに守っててもらうとする。
ここにいてね。」
ツナのベッドの中に入り、毛布をかぶる。
まだ春になったばかりの日本は寒さがのこっていた。
・
リボーンがいることに安心したのか、
静かに眠りについたA。
そんなAに、リボーンは近づいた。
小さな手が、Aの頭を優しくなでる。
その手が暖かかったのか…若干かたかったAの表情は少しずつ和らいだ。
リ「……未来で、初代たちに会ったとは聞いていたが……。
消える瞬間をまた、見ちまったんだな……。」
"最愛の人が目の前から消える光景はもう二度と見たくない。"
いつかAが言っていた言葉をリボーンは思い出す。
リ「……Aを守れんのはお前だけなんだ……ツナ。」
もうすぐ帰ってくるであろう____。
ボンゴレの姫を守るたボンゴレボス。
沢田綱吉____。
窓の外から、並盛中学校の方向を眺めた。
・
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咲夜 - う〜ん続きが凄く気になるけど........まじかぁ (2017年9月17日 18時) (
レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - ましゅさん» ありがとうございます！頑張って更新しますね！！ (2016年5月11日 22時) (レス) id: cc06472bc1 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - 面白いと思います、話しの続きが気になります〜 (2016年5月11日 7時) (レス) id: 204a014ce3 (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - 氷翠さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいですっ！！ 更新遅くてごめんなさい！頑張ります！ (2016年4月19日 20時) (レス) id: 3ca1ccb6f6 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - 読ませてもらいました！私が今までに読んだリボーンの夢小説の中で一番面白いと思いました。また、ジョットが大好きな私にはとても美味しい内容でした。更新頑張ってください！ (2016年4月19日 19時) (携帯から) (レス) id: d6edb917fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧みんく | 作成日時：2016年1月16日 19時
