166 サプライズ ページ23
リ「ママンには言ってあるが、ツナには言ってねーんだ。
サプライズすっから、ツナに気づかれねーようにな。」
貴「了解。」
どこか嬉しそうに話すリボーンに笑みを向ける。
もちろん、顔を赤くしたことにAは気づいていないが……。
貴「迎えが来るとは聞いていたけど、まさかリボーンだったとはね。
九代目に頼まれたのか？」
リ「いや、家光から連絡がきてな。
Aを空港にまで迎えに行ってほしいって電話が来たんだ。」
そうか、と
空港のそばに止まっているタクシーに乗りこんだ。
貴「……ツナの家って何丁目だ？」
リ「××丁目だぞ。」
リボーンの答えを聞きながら、窓に目を向けた。
貴「……ツナたちはちゃんと育ってるか？」
リ「そうだな……。
本当に、アイツらはよく似ている。」
貴「……初代に、か。」
窓枠に頬杖をついた。
私は前まで一緒に過ごしていた…ジョットたちのことを思い出す。
貴「……ジョットは正義感が強いからな。
優しい心を持ち、誰よりも仲間を想うあいつに____ツナはよく似ている。」
優しく微笑むその顔は、誰もが見入る表情で____。
リ「あ、そうだ。
A。
お前に、もうひとつ……ツナにサプライズしてほしいんだ。」
貴「なんだ？」
リ「しばらくの間だけでいい。
留学生として、並中に居てくれないか？」
お前は、ツナの一番の支えだからな……と、どこか遠い目をしているリボーンをみて、Aは笑みをこぼす。
貴「お前と、ツナの絆には負けるよ。
ツナはお前を一番信用しているはずだよ。」
リ「……どうだかな。」
意地を張っているのか、そっぽを向いていた。
貴「ふっ……本当にいい生徒をもったな。
リボーン。」
つられたのか、リボーンもニッと笑った。
・
運転手「つきました。」
貴「ありがとう。」
運転手にお金を払い、家のインターホンをならす。
懐かしい声が……ツナの自宅から聞こえた。
奈々「Aちゃん！！久しぶりね、元気してたかしら！？」
家の玄関に上がらせてもらい、8年ぶりに再会した奈々さんがいた。
私を見るなり、抱きしめてくれる。
それはすごく……温かかった。
・
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咲夜 - う〜ん続きが凄く気になるけど........まじかぁ (2017年9月17日 18時) (
レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - ましゅさん» ありがとうございます！頑張って更新しますね！！ (2016年5月11日 22時) (レス) id: cc06472bc1 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - 面白いと思います、話しの続きが気になります〜 (2016年5月11日 7時) (レス) id: 204a014ce3 (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - 氷翠さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいですっ！！ 更新遅くてごめんなさい！頑張ります！ (2016年4月19日 20時) (レス) id: 3ca1ccb6f6 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - 読ませてもらいました！私が今までに読んだリボーンの夢小説の中で一番面白いと思いました。また、ジョットが大好きな私にはとても美味しい内容でした。更新頑張ってください！ (2016年4月19日 19時) (携帯から) (レス) id: d6edb917fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧みんく | 作成日時：2016年1月16日 19時
