【ブラクロ】もしもの世界【ウィリアム・ヴァンジャンス】

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「魔法帝になるだと…？！」

その場にいる何人かの魔力が高まる






「「「笑わせるな！！」」」





「水拘束魔法─海蛇の巻縛─」

「霧拘束魔法─霧蜘蛛の縛糸─」



ソリドとネブラさんは同時に魔法を発動したアスタ君へと放った




「うらァァァ！！！」

一気にふたつの魔法を消した…さすがだね…！






「…っ、だが…！砂創成魔法─砂鎧の番兵─」

「ぐっ…！！」



あら、捕まっちゃった…そろそろ助けてあげようか








「この晴れの舞台であのような立ち振る舞い…何らかの処分は免れんぞ…！！」


「オイオイ〜何生温いこと言ってんだ金色さんよォォ？こういう図に乗ったヤツは身体に覚えさせないとなァァ。二度とおいたできないように…！！」



「水創成魔法─聖水の凶弾─」


「アスターーー！！！」









「蝶魔法─黄蝶の鱗粉─」









「…………！！！！」


「A先輩……！！！」


少しの手助けと思いアスタ君を拘束しているアレクドラの砂魔法に魔法を発動した



番兵は黄蝶の鱗粉で痺れてアスタ君を固めていた腕が緩んだ



…今だよ、アスタ君。









「＿＿＿ノエルに…謝れ！！！！」



ソリドの魔法を剣で跳ね返し膝をつかせる




「このオレに…膝をつかせたなァァ〜この下民風情がァァ！！！」






ﾋﾟﾘ…





…！この魔力＿＿＿＿＿









「ソリド…」

「…ノゼル兄様…！！」

「下民如きにそう容易く魔法を使うな…！！」





その場にいる団長と私を除く全員が威圧を感じたはず

銀翼の大鷲団団長…ノゼル・シルヴァ






「王族に逆らいし下民…どう裁いてやろうか＿＿」

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