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ソファで横になっていた私はゆっくりとその場に起き上がった
「君が急にいなくなったからね。びっくりしたよ。」
「…ごめん。今日はなんだか味がしなくて…ってあれ?それ…」
ウィリアムは手にお盆を持っていた
乗っているのはさっき私が残した夕食では…?
「ユノが物凄く心配していたよ。自分のせいではないだろうか、って。何があったかは知らないけどあとで謝っておくんだよ。」
それから、と続けるとウィリアムはその場にお盆を置き、食器を持った
「私と二人で食べると味がするだろうとハモンから言われてね。元気付けるためにも私が食べさせてあげようと思って。」
とニコニコしながら言うウィリアム
…はい????なーにいってんのかな??
「いやいや!!そんな…ウィリアムに食べさせてもらうとか…!!」
さすがにこの歳になって食べさせてもらうなんてことは恥ずかしい
「昔はあんなにあーんってしてあげてたのに?」
「それは昔でしょ!今はもう大人だよ?!」
「大人って思ってるなら残しちゃダメでしょ?」
うぐ…言い返す言葉が見つからない
「はい、あーん。」
もうここは腹を括るしかないか…
「うぅ…あーん…」
先程私が残してきた食事をスプーンで掬って食べさせてもらう
「ふふ…これでも味はしないかい?」
「…美味しい。」
「よかった。」
その後も完食するまでウィリアムは嫌な顔一つせずずっとニコニコしながら私に食べさせてきた
もう恥ずかしくて死にたくなる…
✰✰✰
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青い目の宝石さん(プロフ) - アメリアさん» コメありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!これからも精進していきますのでよろしくお願いします〜(*'ω') (2020年12月10日 7時) (レス) id: c88fb3b6cd (このIDを非表示/違反報告)
アメリア(プロフ) - めっちゃ楽しい物語ですね!!物語の進むテンポがとても見やすくて、、! 更新頑張って下さい!次の話を楽しみにしてます!! (2020年12月10日 7時) (レス) id: 2b297179dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青い目の宝石さん | 作成日時:2020年12月4日 19時