第3章【2人の任務】 ページ20
「Aとの任務は久しぶりだね。」
「書類整理はいつもやってるけど任務も最近は新人達に任せてたからね〜」
今回の任務はウィリアムと二人で来ている
最近はずっとクラウス君やユノ君
それにミモザちゃんも活躍してくれていて私たちの出る幕がない…
「私達も頑張んなきゃね〜！ウィリアム、今回の任務の内容は？」
「今回は国の境界辺りで出没している盗賊達の筆頭を捕まえてくるとのことだよ。」
「捕まえてくるだけかぁ〜…」
悪さするやつは許さない！
だからその場でやっちゃった方が楽なのに…←
「…A、悪いこと考えてるでしょ。」
「ちっ…バレちった…」←
こら、とまた怒られてしまった
まぁとりあえずは捕まえればいいのか
──────────────
「すごい簡単だったんだけど…？」
盗賊が出ると言われている場所につきすぐに盗賊は出てきた
有名な盗賊だっていうからもっと強いのかと思ったが私1人で倒せるくらいで、予想以上に弱くて拍子抜けだった
「さて、全員捕まえたね。それにしてもまた腕上げたかい？」
「この間ユノ君の相手してたら体力が落ちてたからね、また鍛えてる最中だよ！」
先日ユノ君の練習相手をした時に体力が落ちていた為にまた鍛え直した
倒れることもあるから無理をしない程度で鍛錬しているがいつもウィリアムはそれを良しとしてくれない
「あんまり無理しちゃダメだよ。」
またそうやって甘やかす…
もしあなたに何かあって私が使い物にならなかったらどうするのさ
そんなんでウィリアムが怪我するなら死んだ方がマシだから…
「…わかってるよ。」
でも迷惑はかけられないから私は今日もわかってるフリをする
「…」
「さて、こいつら王都へ引き渡そうかー！」
盗賊である一人の首元を引っ張って一箇所に集めようとしていると
「…っ、くそっ…なんで…なんでこいつらこんなに…」
「…何か文句？」
「お前らみたいな…やつらがいるから…俺らはこんな貧しい生活送っていかなきゃならねぇんだ！！」
「っ、そ、そうだっ！！ふざけんな！お前らだけ贅沢しやがって！！」
「というかそいつ、団長とか言いながらなんもやってねぇじゃねぇか…はは…やっぱ団長なんて形だけ─────」
ザシュッ
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青い目の宝石さん(プロフ) - アメリアさん» コメありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！これからも精進していきますのでよろしくお願いします〜(*'ω') (2020年12月10日 7時) (
レス) id: c88fb3b6cd (このIDを非表示/違反報告)
アメリア(プロフ) - めっちゃ楽しい物語ですね！！物語の進むテンポがとても見やすくて、、！ 更新頑張って下さい！次の話を楽しみにしてます！！ (2020年12月10日 7時) (レス) id: 2b297179dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青い目の宝石さん | 作成日時：2020年12月4日 19時
