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「は?誰が形だけだよ。盗賊の分際でウィリアムに対して口を出すんじゃねぇよ。」

「…っ、A!」

ウィリアムのことを悪く言うやつは許さない
私は目の前にいた盗賊の一人の首をその場で切った
あーあ…返り血かかっちゃったじゃんか汚い…

盗賊の筆頭である男の胸倉を掴んだ



「お前らみたいな野郎がウィリアムのこと悪く言っていいと思ってんのか…?ふざけんなよ…お前らなんてウィリアムの手を汚さなくともいいんだよ。」

私の異常な変わりようと魔力の解放を見て青ざめる盗賊達

「…っ!!!」


盗賊たちは恐怖に怯えているがそんなんでウィリアムのことを侮辱していい理由にはならない

まだ文句言いそうな顔をしている盗賊たち
…もう1回懲らしめなきゃかなぁ!!

魔法を発動させようと手を魔導書にかざそうとする時────────









「A。」



ふわっとその場で後ろから抱きしめられた


「A、私は大丈夫だから。落ち着いて。」


ハッと目覚めた
今、私は暴走していた…?


「…ウィリアム…」

「大丈夫。私は何を言われても大丈夫さ。君の手を無駄に汚すことはない。」

かざしていた手にそっと手を重ねてきた

男の人だけど細長くキレイで暖かい手
心が浄化されるようだ…だけどウィリアムの手が汚れてしまう…

「…ごめんなさい。私また…」

手が震える…
触れられてる手が汚く穢れているのにウィリアムは触れてくれている

「大丈夫。今日はもう他の騎士団達に任せて私たちは帰ろうか。」

「うん…」

ウィリアムは私の手をそっと握ってその場を離れた

3-2→←第3章【2人の任務】



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青い目の宝石さん(プロフ) - アメリアさん» コメありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!これからも精進していきますのでよろしくお願いします〜(*'ω') (2020年12月10日 7時) (レス) id: c88fb3b6cd (このIDを非表示/違反報告)
アメリア(プロフ) - めっちゃ楽しい物語ですね!!物語の進むテンポがとても見やすくて、、! 更新頑張って下さい!次の話を楽しみにしてます!! (2020年12月10日 7時) (レス) id: 2b297179dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青い目の宝石さん | 作成日時:2020年12月4日 19時

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