第4話 ページ4
“クロネコさんつまんなくなった”
“炎上乙”
“アカウント消せよゴミ”
コメント欄にびっしりと並んだ、私を否定する言葉。
フレンド一覧から名前が一気に消えて真っ白になっている。
冷や汗が背中を伝い、
頭の中を炎上、の文字が埋め尽くす。
「嘘・・・いや、いや、いや・・・!」
涙が溢れて視界がぼやける。
「大丈夫かい?」
聞きなれた声がして顔を上げると、立っていた。
私の物語の主人公、レイが・・・。
声も顔も知らない。だけど、わかった。
「助けて・・・」
「君の居場所はここじゃなくなったんだ。」
「さぁ、こちらへおいで?」
必死でレイの手を取る。その手にはカッターが忍ばせてあって。
「僕を酷い目に合わせてさ。許さないよ、悪魔め。」
思わぬ痛みに座り込んだ私に向かってレイは斧を振り下ろした。
叫ぶ暇のないまま私は絶望に突き落とされて、
目を覚ました。
「・・・ハァッハァッハァッ・・・!」
手に傷はついていないしフレンド一覧にはいつもと同じ名前がならんでいる。
夢、か。さっきの悪夢を忘れようと本の蝶に没頭する。
「A!」
いきなりお母さんが部屋に入ってきた。スマホを隠す一瞬前に取り上げられる。
「今は成績良いから、ってスマホ使いすぎ。中間終わるまで没収だから!」
スマホを手に部屋をでるお母さん。
「っあ。」
手が震える。私の居場所が、私の存在意義が・・・!
こうなってしまう私は。
***クッソ余談***
明日はついに合唱コンクール本番!ってことで放課後に練習してました。
なんか中学生!って感じで嬉しかった、いぇい。
まぁ1番最後まで残ってたの指揮者2人と伴奏者2人を含めても10人弱でしたけどね。だからこそ、ナゾの青春感あった。
女子しかいないからわりとのびのびしてるのかな?
今日の練習で最後まで残ってたメンツとは距離が縮まったと信じています。
D組ふぁいっおー!とかやってたせいで体育祭っぽくなってた、草。
では、頑張ってきます!(`・ω・´)ゝ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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まっしゅどぽてと(プロフ) - 雪兎さん» コメントありがとうございます!人気ジャンル書いた方が手っ取り早く上位なれますもんね仕方ない。あと自傷はもう懲り懲りなのでお1人でどうぞ(自業自得) (2023年2月26日 18時) (レス) @page35 id: 5c8ee76ee4 (このIDを非表示/違反報告)
雪兎 - 俺占ツクのやつ大体同じパターンだからそこまで気に入って無いんですけど、こういうのは好きです。鬱作品は素晴らしいですね。疲れたら一緒にリ,スカでも…(うわ俺キッッショ…) (2023年2月19日 1時) (レス) @page39 id: d89776f955 (このIDを非表示/違反報告)
まっしゅどぽてと(プロフ) - そらさん» 把握感謝です(?)だいぶ長いですが、気長に待っていただけると幸いです・・・。 (2023年1月29日 20時) (レス) id: 5c8ee76ee4 (このIDを非表示/違反報告)
そら - 把握です( ˙-˙ )さみしいですが、更新待ってます! (2023年1月28日 21時) (レス) @page35 id: 9fac198113 (このIDを非表示/違反報告)
まっしゅどぽてと(プロフ) - 小雲そらさん» コメントありがとうございます!お褒めいただき光栄です✨亀更新ですが頑張ります・・・。 (2022年12月20日 6時) (レス) id: 5c8ee76ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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