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えいりあんに食べられたことより無事(？)内部に入り込めた私達。
いや全然無事じゃねーよ帰りたいよ。
さっきからずっと首掴まれてるせいでいい加減私死ぬよ？
もがいても坂田は話してくれず、定春は走り続ける。
ここまで来たんだ、しょーがねーと腹を括ったとき、前方に見えたのはえいりあんに呑み込まれそうなうさぎちゃん。
「神楽ァァァ！！」
「うさぎちゃん！！」
私も坂田も思わず叫んだ。
くそ、このままじゃ飲み込まれる！
坂田もうさぎちゃんも必死に手を伸ばす、がその手は届かない。
「チッ！」
私達は定春から降りて、えいりあんにしがみついた。
「うさぎちゃん！クソ、このえいりあんホント邪魔だな」
「こんのミミズ野郎ォ！そいつを離せェェ！！小便かけんぞ！！甘ーい小便かけんぞ！」
「そんなことをしたらなァァ…大事なところが腫れ上がるぞォ！！母ちゃんに習わなかったのかァ！！」
えいりあんを攻撃しようと試みるも、どうしようもない。
そんなえいりあんに重い一撃を食らわせたのはうさぎちゃんの父親、星海坊主だった。
「よォ、今さら何をしに来た若造…と、真選組の若いねーちゃんじゃねーか！
ここは危ないからお家に帰りなさい」
「アンタは私のお父さんですか。
私なんかここに連れてこられたんで、いっちょお友だちを救おうかと思って。
こちとらおまわりさんなんで市民の安全は守らなくちゃね。
てかよくこの状況で家に帰れとか言えたなハゲ。」
「俺ら会うの2回目だよね？当たりきつくない俺なにかしたっけ？」
「そんなことないよ。えいりあんが気持ち悪いのに大量発生してるから腹立って星海坊主に八つ当たりしてるとか全然そんなことないから。」
「100パー八つ当たりじゃん！」
ギャーギャーと星海坊主と騒ぎながらしがみついていると「オイ俺のことは無視かよハゲ」と坂田の声が聞こえた。
すると星海坊主の怒りの矛先は坂田へと向き、醜い口喧嘩が開幕した。
マイナスドライバーがどうだのマイナスよりプラスが良いだのクソしょーもねー事ばっかり。
呆れながらも打開策を考えていると、頭上から影が指した。
見上げてみると、そこには暴走したえいりあんが。
「「「うおわァァァァァ！！」」」
チッ、このままじゃ共倒れだ！
私は瞬時に刀を抜き、えいりあんに斬りかかった。
星海坊主と坂田も傘と木刀を振るい、雄叫びをあげる。
すげー近所迷惑だなうるせーなとか今さら言ってられない。
ちなみに私は無言です。
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通行人N(プロフ) - ミウラさん» コメントありがとうございます(_ _;)そう言っていただけてとても嬉しいです✨これからも更新頑張りますので、温かい目で見守って頂ければと思います。是非、また感想をお聞かせくださいね！ (2023年4月2日 14時) (
レス) id: 39adec4ff4 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - 本当に大好きです (2023年4月2日 14時) (レス) id: 3b25166bee (このIDを非表示/違反報告)
通行人N(プロフ) - ありがとうございます〜！自分の妄想を並べているだけですが楽しんでいただけたなら光栄です。これからも頑張るので宜しくお願いします！ (2022年9月25日 16時) (レス) id: 653891ee58 (このIDを非表示/違反報告)
リンくん(プロフ) - 面白いです！これからも頑張ってください！！ (2022年9月24日 18時) (レス) @page47 id: a5a7605112 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：通行人N | 作成日時：2022年7月20日 11時
