其ノ参 ページ4
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「二人で談笑してる所悪いんですが……お名前聞いてもよろしいですか？」
おず、と申し出ると祖母から私に視線が移ってなんだか緊張する。むりだ顔がいい。
「あぁ、僕は竹中半兵衛。君の名前は、Aくん、だろう？陽緩殿から既に聞かせてもらったよ」
ふわ、と笑う姿に目眩がする。
やば、こんなん生きてられない。すぐ浄化する……
じゃない、ちがうちがう。
「た、竹中…半兵衛、様……え、本物……？」
聞き間違いじゃなければ目の前のひとはそういった。
理解が出来なくて思わず顔が
「そうよ！半兵衛様がすき、ってずっと言ってたものね！！よかったじゃない！！」
！と閃いたあと興奮気味に捲し立てる祖母。
その言葉にピクリと反応を示した彼は私と目が合うと、夢小説で(黒笑)と乱用されがちなあの顔を浮かべた。
そのまま考えるような仕草をする彼に、ゾッと背中を這う悪寒が走ってたまらず目を背ける。
(いや気持ち悪いとかそういうんじゃなくて、むしろ持ち前の美しさとその悪巧みしているような顔が合わさってとても顔が好みなんだけど！そうじゃなくて、そうじゃなくて！！悪いことが見つかった、みたいな嫌な予感が、アーーーッッッ御顔を否定するような行動しかできなくて辛い！！！)
「Aちゃん聞いてるの？だいすきなんでしょ、竹中さん」
誰に向かうでもない弁明を心の中で叫んでいれば祖母にさらに追い打ちをかけられる始末。
陽緩さん、とりあえずちょっと黙っててください。
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U(プロフ) - 梨妃さん» ありがとうございます！学園もまたアニメ始まるので、供給を力に頑張りたいと思います！ (2018年9月25日 8時) (
レス) id: 19c03dd21f (このIDを非表示/違反報告)
梨妃 - 更新楽しみに待っています！ (2018年9月25日 6時) (レス) id: 8a05a5b115 (このIDを非表示/違反報告)
U(プロフ) - 博識 零夢＆混濁 幼夢さん» お気遣いありがとうございます！これからの展開でもっと魅力的に執筆出来るよう頑張ります！ (2018年9月25日 0時) (レス) id: 19c03dd21f (このIDを非表示/違反報告)
U(プロフ) - れななさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！精一杯頑張らせていただきます！ (2018年9月25日 0時) (レス) id: 19c03dd21f (このIDを非表示/違反報告)
U(プロフ) - 學さん» ありがとうございます！更新遅めですが頑張って執筆していきます！ (2018年9月25日 0時) (レス) id: 19c03dd21f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：U | 作成日時：2018年9月16日 1時
