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｢若利くん、ムキになっちゃってどうしたの？ごめんねAちゃん｣
天童は面白くなさそうに先輩たちの方へ戻って行った。
｢A、天童がすまない。時期慣れるだろう。｣
『あー、うん！大丈夫！』
Aはそう言いつつも天童に対して少し警戒しているようだった。
恐怖心、無くしてくれると嬉しいけど。
俺は今日、Aに業務を教えてから練習に参加するように言われてる。
にしてもAに分からないことはなく、初日で業務はほぼ完璧にこなしていた。
今日はトレーニング中心だったので、そこまでボールは触らなかった。
練習後にAが、若利に『対人パス！』と勝負を持ちかけているのが聞こえたが、他のメンバーでとりあえずネットを片付ける。
いつもは怒鳴るであろう鷲匠先生も、コミュニケーションが取れるならと笑顔で見ていた。
若利の容赦ないボールにもしっかり対応するAに、ちゃんと選手だったんだなあと感心する。
最初は待ってれば一緒に帰れるかなと思ったけど、なかなか終わらないので天童と先に帰ることにした。
｢若利とAはそれ終わったらモップがけして帰れよ
それじゃあおつかれー｣
俺は、そう一言かけて体育館を後にした。
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ピンス(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます！！ (3月26日 9時) (
レス) @page21 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
ふみ - わぁ〜！！超イイ話です👍 高評価とコメントさせていただきま〜す (3月11日 23時) (レス) id: 567d5d614d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みあ | 作成日時：2024年2月22日 0時
