2話 ページ4
貴方side
木「とりあえず、武器を下ろそうか。佐疫」
佐「あ、え？ああ！ごめん」
どこかにあんな長い銃をしまうサエキという人物。
そして、トトトッと小走りで近寄ってきた。
とっさにキノシタさん？の後ろに隠れる。
木「あーあ。怖がらせちゃった。」
くるりと身体を反転させて、Aの頭を撫でた。
ほんと、見えてるじゃないのこの人………
佐「うっ。ご、ごめんね？その、君は一人できたの？」
怯えないように言う佐疫。しかし、私にとっては既に先程の件で恐怖心MAXだった。
貴「い、や。えっと……あと何人か。です」
語尾はほとんど聞き取れないであろう音量で言う。
佐「分かった。君のお仲間達を先に見つけようか。いい？僕たちが良いと言うまで絶対に一ヶ所に固まって、隠れててね？」
サエキという人物は、私の腕を引いて安全だという場所に連れてきた。
そこには、友達と他のサエキという人物と似たような格好をした人たちが二人いた
佐「あれ？谷裂。平腹。君達も生者を？」
平「おー！！佐疫じゃん！！そうなんだよ！亡者追いかけたら妖怪に襲われてた生者見つけてなー！！それでそれで！」
佐「君。これで全員？」
貴「はい。全員です」
平「俺の話聞けよぉおお！」
バキィ
生「ヒィッ？！」
え？え？何
素手で床ぶち抜いた？！
なんで、お二人ともそんな冷静なの？！
佐「平腹。生者達が怯えてるよ。話なら後で聞くから、それより今は亡者を捕まえるのが先だよ。」
平「絶対だからな！絶対話聞けよ！！」
谷「…………」
佐「あ、谷裂。先行っちゃった。なら、行くよ。平腹。じゃあね。もう平気になったら呼びに来るから。」
サエキさんは、ポンポンと優しく頭を撫でてから平腹さんの首根っこを掴み出ていった。
友「A！！！無事？！どこも怪我してない？！」
貴「うん。平気。」
友2「いやー。びっくりしたよ。さっきな………」
全員が無事と分かった瞬間。全員から安堵の息が出て、唯一単独行動になってしまった私に一斉に話しかけられた。
それから数十分、いや、数時間かもしれない。さっきのサエキという人が本当に呼びに来て、皆安心して廃校から出た。
お礼を言おうと振り帰ると、サエキさんは消えたようにいなくなっていた。
貴「キノシタさん。平気なのかな？」
ふと、そう呟くと友人から声がかかり、今度こそ廃校を後にした。
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96(くろ)ちゃん - お疲れ様です頑張ってください! (2016年6月2日 19時) (
レス) id: 785cd0467a (このIDを非表示/違反報告)
美味トマト(プロフ) - 目玉入れ機ポロリエロ舌。略して、目玉ポロリエロ舌(略せてない。)面白いです！更新頑張ってください！！ (2016年5月18日 14時) (レス) id: 8ab1a19f8b (このIDを非表示/違反報告)
博麗の巫女さん - ポロリ(物理)ｗ凄いあだ名がｗ更新頑張ってください！ｗ (2016年5月14日 14時) (レス) id: 964f89e669 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - シアンさん» 木舌に絡まれたい人生でした（ﾊﾞﾀﾝｯ 斬島は常に無表情だからセコムになったら何か凄そうですよねwwwコメントありがとうございます！ (2016年5月9日 22時) (レス) id: 078f272f4f (このIDを非表示/違反報告)
シアン - 隠れセコム斬島ww木舌に絡まれるとか…くそう！羨ましい← (2016年5月8日 18時) (レス) id: 734e52caff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作成日時：2016年4月23日 18時
