かわった人を発見しました【御幸一也】

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思わず抱きしめてしまった









Aが可愛すぎて


そのせいで赤くなった顔を見られたくなくて








































俺から少し距離をとったAの顔も真っ赤

頬に手を当てて何かブツブツ言いながら目を泳がせている



































御「くっ、くくく。」

あ「な、なに笑ってんの！」



























耳まで赤く染めたAが必死に訴えてる















































あーあ

何でAなんかに落ちたんだろう






世の中、もっと可愛い子はいるのに







こんな常無表情に笑



























でも、こいつがいい


























御「ほら、ごめんって。行こーぜ。祭りが始まる。」
































手を差し出すと、

少しためらったあと、おずおずと手を出してきた



















その手をギュッと握ると、遠慮気味に握り返してくれる





























横を歩くAは新鮮で





カレカノっぽい、なんて考えてニヤけてしまう




















































はは

気付いてなかっただけで

おもしろいぐらいにAに惚れてたんだな









今やっと気付いた









否、気付くことができた











































俺はAが好き＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









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