かわった人を発見しました【御幸一也】

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『何で私のメアド知ってるの。』





























怒っているのか怒っていないのか

何とも言えない文面












とりあえず哲さんに教えてもらったとでも言っておくか






























ブブブ









お。返信早い
















『そう。まぁ登録しとく。』









いつもと変わらない、淡々とした文章









まぁAらしいか









ありがと、と送ると、それきり返信はこなかった









哲さんはやっと文章を打つことができたのか、

送信ボタンを押して携帯をじっと見つめていた









1分後、凄まじい音量のメロディーと共に

メールが届いた
























後で設定しなおそう


















『哲メール打てたんだ。お疲れ。』









その文面をみて、哲さんはフッと笑うと

「御幸、助かった。」

と言って、部屋から出て行った









まだ音量設定できてないけど…

まぁいっか









フゥと一息ついて、再び携帯をみると、LI○Eの通知がきていた











開くとそこにはAとでていて









『追加しといた。よろしく。』







とだけ、打たれていた









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