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307話 ページ13

月日は流れ、優と如月は園子に招待されたコンサートのリハーサルの見学のため毛利探偵事務所にやって来た



毛利「おお、来たか嬢ちゃん!如月さんも!」



如月「お久しぶりです、今日は俺が優の保護者として行きますのでよろしくお願いします。」



毛利「おう!」



蘭「優ちゃん、楽しみだね!」




優「…!(コクコク」




早速一行は車に乗り、コンサートホールまで向かう






如月の車には優と蘭、園子が乗った


車内では後部座席に3人が座り、真ん中に優が座った

絶えることのない会話により優はすっかり2人と馴染む事が出来た




如月「…優、もしかして酔ったか?少し顔色悪いぞ」



蘭「え、そうなの優ちゃん…?」



優「…少し、で、でも……だいじょ、ぶ…!」


如月「そうか、少し早く到着するからリハーサルまでは休んどくといい」


コンサート会場へ到着すると、蘭と園子は先に他の者達と合流して会場内へと入っていった



優と如月は車内で少し休む






如月「優、気持ち悪さは無いか?」



優「うん…!寝た、ら…治った…!」


如月「おし、それじゃあ俺達も行こうか。」


2人は少し遅れてコンサート会場へ入る

そこでは既にリハーサルが行われており、静かに、そして迷惑にならないよう後ろの席に座り鑑賞し始めた









優(凄い…!)



目をキラキラと輝かせてピアノの演奏を聴く




一段落したところで2人は蘭達と合流




しようとした





優「……せんせ…人…い、ぱい…」



しかし、席の前方に大勢の人がいるのが目に入ると途端に歩きを止めた優




如月「そっか、知らない人沢山いるもんな。でもピアノ触りたいだろ?」


優「……でも、怖、い」


如月「大丈夫、俺がいるだろ?それに蘭さん達もいるんだ。」


優「…手…離し、ちゃ…だめ」


ギュッと繋いでいる手に力を入れ、離さないでと頼む優

もとよりそのつもりだった如月は笑顔で返した








如月「すみません、遅れました」


小五郎「お、体調は大丈夫ですかな?蘭から聞きましたが」


如月「ええ、少し休ませたら良くなったみたいで」


小五郎「それはよかった!丁度休憩に入ったようですぞ!」


如月「そうでしたか、ご心配ありがとうございます。優、蘭さん達のところに行くか?」



優にそう声をかけると小さく頷いた



毛利と軽く挨拶を交わして蘭達がいるステージ上に登った







蘭「あ、優ちゃん!」



その一声で全員が優と如月に注目した

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朔良(プロフ) - 更新ありがとうございます!レオンさんの作品好きなので嬉しいです!続き楽しみにしています✨ (3月25日 19時) (レス) id: 1241cd7bca (このIDを非表示/違反報告)
ミルメーク(プロフ) - 更新待ってます!! (3月13日 20時) (レス) id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
nikonikomizuka(プロフ) - 続きお願いします!! (3月4日 23時) (レス) @page15 id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
レオン三世(プロフ) - 月歌兎さん» 連絡ありがとうございます!!!!!新しく作品は書いてないです!(めちゃくちゃノロマ亀です)!似てる作品は沢山あると思うのでしょーがない!と思っていただけたらと思います!! (1月23日 21時) (レス) id: 4dd7233d77 (このIDを非表示/違反報告)
月歌兎(プロフ) - AYANEさんという方の理事長の娘という作品です。タイトルも似ていて設定等も全く一緒ってわけではないですが疑問に思ってしまったのでコメントさせて頂きました。 (1月15日 0時) (レス) id: 6f7c05232e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レオン | 作成日時:2020年7月1日 0時

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