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27話 ページ29

優「……あれ」









皆が食べ始めた時、優はあることに気づいた









総司「どうしたの?」






総司は箸を止めて優にたずねた









優「一が…いないです」









総司「一君?一君なら今見張りだよ」









優「見張り………もしかして羅刹を見た人の……」









総司「そうそう、だからもう先にご飯は済ませたんだよ」









優「そう、ですか。」









総司「うん、それより優ちゃん、右腕動かせる?」









優「ビクゥッ…………う、動かせ……ないです」









優は箸を持たずにいたため、総司が怪我で箸を持つことが出来ないのだろうと察し









総司「食べさせてあげようか?(笑


口で(クスクス」









全ー優、近藤「ブフォッ!!」









総司の一言に一斉に咳き込む者達









平助「そそそそ総司!!!」









土方「何言ってやがる!!」









左之助「総司お前本気か!?」









新八「」←









近藤「ん?皆大丈夫か?」←分かってない様子









優「……?」←理解出来てない









総司「ハハッ 冗談ですよ冗談」









土方「ったく、優、総司に食べさせてもらえ。普通にな」









優「???」









左之助「優、分からないならいい。」









優「あ、はい。」









総司「ほら、優ちゃん?あーん」









声のした方向を向くと総司の箸に優のおかずが挟まれており、優の口元へ近付けていた









優「っ!?な、何でですか!?」









総司「ん?だって右腕動かせないんでしょ?だから僕が食べさせてあげるの♪」









総司はどんどん優の口元へ箸を近付ける









優「こ、子供じゃないので大丈夫です…!」









総司「えー?優ちゃん朝は食べないといけないんでしょ?それに左手だとこぼしちゃうでしょ?だから僕が食べさせてあげるの♪」









優「け、結構です……!平助…!」









平助「え!?俺!?」









優は顔を赤らめながら総司とは反対の方に座っている平助を見て、名前を呼んだ









優「お握り作るから…これ…あげる…!」









土方「優…!」









優「?」









土方「斉藤を呼んできてくれないか」




優「分かりました」







そう言うと優は部屋から出ていった

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レオン(プロフ) - 燐タロさん» コメントありがとうございます!実はまだ落ちを決めていないのでこれから徐々に決めていこうと思います!(o^∀^o) (2016年1月20日 16時) (レス) id: 4d6cd55ed5 (このIDを非表示/違反報告)
燐タロ - 羅刹な主人公の今後が楽しみです!沖田さん落ちとか素敵 (2016年1月20日 9時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レオン | 作成日時:2016年1月18日 7時

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