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Urt.Side
みんなと別れて1人家に帰宅している途中、一件の通知がきた
誰だよ、と少し面倒な気持ちでスマホの画面をつけると、Aから一件の通知。と表示されて、さっきの面倒臭さをどこへやら。
ふと、スイフェスの彼女の姿が走馬灯のように駆け巡った。
チョコっとスプーンにすくって、笑みをこぼしながら小動物のようにスイーツを頬張る姿が、可愛くて。
う「思い出しただけでやば…。」
今日の彼女はいつもより何十倍も可愛かった。
部活に来たとき、印象というか雰囲気が変わっていた。
その変わった理由が、俺に女っぽくないって言われたからかな。なんて考えると、胸の奥がぎゅーっと締め付けられて、俺のために変わってくれたんだ。と、たまらなく嬉しかった。
う「どーやったら素直になれんだろ…」
かわいい、とか凄いね、とか相手を褒める言葉を彼女にちゃんと言えたらいいのに、どうも彼女を前にすると言えなくなってしまう。
家について、部屋に入ってすぐ、たぬきのぬいぐるみをを勢いよく抱きしめた。
う「うわぁぁ、てかホント可愛かったぁ。
付き合いてぇ、可愛すぎ、むりむり！
なんであんな可愛いんだよ！」
はぁ、と1つため息をついて、彼女からのメッセージを開く。
A今日は楽しかったですね。 突然なんですけど、来週の休み空いてますか?
う「…え、むり。好き。デートのお誘いとか聞いてねぇし！あぁぁ、なんでこんな可愛いんだよ…。」
彼女への好きが溢れ出して止まらない。
震える手で、空いてるよ。と送信すれば、すぐにつく既読。
俺からの返信待ってたのかなぁ。なんて、勝手に自惚れて、もう一度ぎゅぅぅとぬいぐるみを抱きしめた。
う「…はぁ、素直になれたらなぁ」
たった1枚だけある彼女とのツーショットを入れた写真立てを見つめて、写真の中のAに向かってポツリ、好きだよ。と呟く。
う「って、写真に言っても意味ねーよなあ」
明日こそは素直になろう。そう自分に言い聞かせて、たぬきのぬいぐるみに、お前も応援してくれるよな。と語りかけた。
う「よし、明日は必ず。」
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タシア松(プロフ) - ぽにょさん» ありがとうございます！！最高の褒め言葉です、 (2022年9月25日 20時) (
レス) id: d89a5c0024 (このIDを非表示/違反報告)
ぽにょ - 1話1話見るごとにきゅんきゅんしてもう最高です_:(´ཀ`」 ∠): (2022年8月8日 18時) (レス) @page14 id: b0029b04cd (このIDを非表示/違反報告)
タシア松(プロフ) - 紫苑さん» コメントありがとうございます！すごい嬉しいです！！！ありがとうございます！！この作品を好きだと感じてもらえることができてよかったです！ (2021年10月26日 6時) (レス) id: 63758ca099 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - な、な、な、なんだこの……神作者と神作品は！？ (2021年10月26日 2時) (携帯から) (レス) id: d13b409c87 (このIDを非表示/違反報告)
タシア松(プロフ) - 乘肄さん» 最高のお言葉ありがとうございます!! 完璧にかけたのなら幸いです、これからも日々成長していけるよう頑張りますので、よろしくお願いします (2020年5月19日 22時) (レス) id: 73485a3048 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タシア松 | 作成日時：2020年1月12日 23時
