やんでれーしょん狂想曲【あんスタ】 (ページ34)

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３２.瀬名泉の決心ページ34

瀬名泉side

なるくんに洗脳されてるAを眺めながら考える
犯人は恐らく……いや、まだ決まったわけじゃない
そうだ、俺の勘違いかもしれないよぉ？

嵐「アタシだけを…」

ホントなるくんも何時からあんなんになったのかねぇ
……嫌気がさすよ。同じ仲間があんなんに変わったんだから

俺が、俺がAを守らないと……
こればっかりは、誰にも譲れない
別に頼られなくてもいい。認識されてなくてもいい
ただ、Aが笑ってるなら…俺は＿＿＿＿＿＿

凛月「セッちゃん…ねぇ、セッちゃん？」

泉「な、何……」

凛月「…あれ、どうするの」

泉「別に、なるくんは危害加えるつもりないみたい
だから放っておくよぉ？依存系だからねぇ」

凛月「…ふーん、ま～くんは独占欲の塊なんだよね」

泉「……危害加えるなら、殺すけど」

凛月「そ、れは……俺が…止めるから」

泉「止めきれなければわかってるよねぇ？」

凛月「……うん」

こうでもしないとこの状況下ではAは守れない
殺されるかもしれないんだよ？
まぁ、Aは殺されないと思うけどねぇ……

薫「…かわい」

泉「……はァ？」

隣で呟いたかおくんに軽い怒りを覚えた
泣いてるのに、可愛い？
巫山戯てんの……？何処が、可愛いんだよ

薫「勿論笑顔のAちゃんも可愛いけど
苦しんだり悲しんだりして顔が歪んでる方が…」

そこまで言ったコイツ(・・・)の胸倉を掴んだ

泉「テメェ、いい加減にしろよ……？」

これは警告。