やんでれーしょん狂想曲【あんスタ】 (ページ4)

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３.knightの言い分ページ4

『ちょ、レオ…せんぱっ』

もうかれこれ１０分走り続けている。
貧血の私にはキツすぎる………

ﾋﾟﾀｯ

いきなりレオ先輩が止まった。

『はっ、はっ……ど…うしたん、ですか………？』

月永「……転校生の事どう思う？」

『え…あんずちゃんですか？』

月永「そうだ」

いつに無く真剣な顔のレオ先輩。
こんな真剣そうな顔見たことない……

『大切な親友です……如何して黙って転校なんか…』

月永「……なるべく１人で行動しないようにしろ」

『え？』

月永「これからは１人で行動するな。必ず誰かと行動しろ
りっつやナルとかと一緒にいるんだ」

『わ、わかりました……』

何時もの先輩とは別人のようだ。
まるで真剣に何かを守ろうとしてる騎士みたい……

深海「ぷか、ぷか… ♪ なにしてるんですか……？」

『あ、深海先輩？って、またビショビショ！！』

月永「わはははは☆インスピレーション沸いてきた！」

あ、何時もの先輩だ……

深海「…ぼくも、あんずさんから……きいてます」

月永「！」

深海「だから…かくすひつようは、ありません ♪ 」

隠す？聞いてる？なんの事だろう……

深海「なるべく、ひとりにしないよう……きをつけます」

『え、隠すとか聞いてるとか…何の事ですか？』

月永「知らないでいいんだぞ！」

『そうですか……？』

深海「ぷか…ぷか… ♪ きょうはいやなかんじです」

月永「……」

『？？？』

よくわかんない……占いでもしてるのかな？

桃李「あ！A！僕を匿って～！！」

『わぁっ！？桃李くん？』

桃李「こ、殺される……」

『ど、如何したの』

桃李「弓弦が…チェーンソー持って……」

うわぁ……桃李くんの顔真っ青

弓弦「何処にいるのですか～？((ﾆｺﾆｺ」

あ、(察し)

桃李「もう行った？」

『行ったよ』

桃李「ありがと！Aは庶民だけど大好き！」

『えへへ』

深海「あ、じゅぎょうが…はじまりますね…… ♪ 」

『えぇ！？早く教室戻らないとｯ！！』

月永「ん～インスピレーションがなぁ……」

桃李「じゃあな庶民！！」

『ま、待って～！！！』

そうして、１日はあっという間に過ぎて行く……