やんでれーしょん狂想曲【あんスタ】 (ページ3)

今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:140,438 hit

２.姫のknight ページ3

夢主side

『おはよー！』

真緒「はよー」

『あれ？あんずちゃんは？』

真緒「まだ来てないみたいだな」

『遅くない？何時もこの時間には来てるよね？』

今日はあんずちゃんがいない。
何時もならこの時間には登校してるはず何だけど…

月永「A！うっちゅー☆」

『レオ先輩！おはようございます！！』

月永「さっき転校生の……えっと…」

『あんずちゃんですか？』

月永「そうそう！ソイツが来たぞ！」

『え！？そうなんですか！？』

あんずちゃん、登校してたんだ……

月永「何も異常ないかー？」

異常？異常って何？

『何もありませんけど…？』

月永「ならいーや！」

遊木「おっはよー！」

『あ、遊木くん！』

遊木「真でいいって！」

『そうだった……ま…真、くん？』

遊木「うん！」

月永「じゃあA、俺行く所あるからー！」

『あ、ちょっ！レオ先輩！？』

聞きたいことあったのに………もう…

遊木「Aちゃん、どうかした？」

『ん、何でもないよー？それより１限目から体育…』

遊木「あははー、辛いねー」

『貧血気味なのに～うぅ～……』

遊木「一緒に頑張ろう？」

『真くん…ありがと！』

遊木「えへへっ」

真くんは一緒にいて癒されるなぁ…

『あ、そうだ。あんずちゃん知らない？』

遊木「…何で？」

『え、あー……お話、したかったから』

遊木「……さっき、転校したって…聞いたけど…」

『……ぇ？う、そ…だよね？』

ｶﾞﾗｯ

明星「あんずが転校したって如何言う事だよ！？」

神様、貴方は意地悪ですね。

『な、んで……』

遊木「Aちゃん？大丈夫…？」

『あんずちゃんｯ……』

さっきまでレオ先輩の所にいたんじゃないの？
如何して…？
あんずちゃん……私達親友じゃなかったの？

遊木「大丈夫。ゆっくり息吸って……吐いて…」

真くんは私の背中を擦りながら声をかけてくれる

『真く、ありがと………』

でも…あんずちゃんが急に転校なんて…何かあるのかな

月永「Aｯー！！」

『ひっ！？』

こ、声大きい………

月永「こっち来い！」

ｸﾞｲｯ

『ちょ、レオ先輩…！？』

遊木「……」

教室を出る時に見た真くんの表情(カオ)は
何とも言えないものだった。