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zm side
zm「トントン?!トントン?!」
…ザー………
トントンに
繋がらない。
zm「こんな時に!!」
俺は焦って割れた窓に足を掛けた。何としてでも。Aは連れ戻す。
あの笑顔が。あの優しさが。俺からそう離れていかないうちに。
窓から飛び降りようとした時、後ろでペラ、と紙が舞う音がした。気になってチラリ、と振り返る。そこには丁寧に閉じてある、一つの封筒があった。薄いピンク色で、簡素な手紙。
俺は飛び出すのをやめ、震える手で手紙を開いた。
『 ゾムさんへ
私です。Aです。貴方がこれを見ている時には、もう私はここに居ません。何故なら、隣には私の母国の兵士達がいるから。奴らは私を見張っています。もう後戻りは出来ません。
なので、ゾムさん。貴方に伝えたいこと、話したいこと。今全てお話しします。
私、Aは母国に居たとき、といってももう5年も経ちますが、その頃よく遊んでいた男の子が居ました。その子は手合わせが凄く強くて、いっつも泣きそうな私を慰めてくれた男の子です。
いつまでも遊んでいたい、いつまでも話していたい。そう思った矢先、その男の子は別の国に行ってしまうことになりました。その国は、「我々国」。そう、私を引き入れてくれた、この国です。私は男の子と別れるとき、泣いてしまいました。そうしたら、男の子はこう言ったんです。
「また必ず会えると思う」と。私を抱きしめ、寂しそうな笑顔で男の子は行ってしまいました。
男の子が言っていた事は、本当でした。私は今男の子に会えて、幸せです。
ありがとう、私を引き入れてくれて。ありがとう、私にまた会ってくれて。
いつまでも、私の友達。
ね？ゾム。
さようなら
私の、運命の人。
A 』
視界が、滲んでいく。
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CA(プロフ) - 有難う御座います。ゾムさん推しですか! ゾムさんカッコいいですよね…作品お褒め頂き有難う御座います! 次回作は我々ださんとワイテさん、書ければミナツドさんも短編集で挑戦してみようと思います。今後とも宜しくお願いします! (2019年1月25日 17時) (
レス) id: e970142f07 (このIDを非表示/違反報告)
幻 - 初コメ失礼します！ 私の推しのゾムが出てきているということで、この作品を拝啓させて頂きました。 凄く良い作品でした！ その他の作品などつくる時は、応援しています！頑張って下さい！ (2019年1月25日 0時) (レス) id: 8a2b72d70d (このIDを非表示/違反報告)
CA(プロフ) - Lemonさん» CA沼なんてあって良いんですかね……w多分中毒性有りませんよその沼(( でもすごく嬉しいです、有難う御座います!近々ワイテルズさんの新作を出すのでお楽しみに!有難う御座います!(^^) (2018年11月30日 22時) (レス) id: 016715647c (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - CAさん» CA沼にハマりましたどっぷりと！ (2018年11月30日 21時) (レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
CA(プロフ) - Lemonさん» いつも有難う御座います(._.)嬉しくて「Lemonさんだ」なんて声を上げていました(( 感動を目指して書いたので、嬉しい限りです。有難う御座いました! (2018年11月30日 21時) (レス) id: e970142f07 (このIDを非表示/違反報告)
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