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zm side
気づけば、勝負は終わっていた。
俺は後ろから喉元にナイフを回されている。
つまり、俺の負け。Aの勝ち。
俺は笑顔になりつつも、さっきまでしていた手合わせのことを思い出していた。
＿＿＿＿＿
＿＿
＿
zm「よーい……はい！」
動き出す両者。俺は素早く距離を詰め、彼女のナイフをめがけて一直線に腕を突き出す。ナイフを払い落とせば、もはや俺の勝ちは確定されたものだ。
しかしスルリとかわされ、右手から振り下ろされるナイフ。俺は伏せながら前によけると、カウンターでしゃがみながら彼女の足を払った。
まぁ、最初は本気なんて出すもんやないな。
思い通りに彼女のバランスは崩れ、少しふらつく。それを見計らって、首にナイフを当てようとするが、彼女は予測していたのようにナイフで受け止め、回し蹴りで俺の左脇腹を蹴り飛ばす。
Aを甘く見てた。まともに喰らって後ろに飛ぶと、次のパンチが飛んでくる。
右、左、右…繰り出されていくパンチをスルスルと避ける。
楽しい。Aと戦うのが楽しい。
笑顔になるのを押さえようともせず、笑いながら蹴りを繰り出す。
笑顔になっていても、必死に手加減をしていた、、、けど。
zm「あっ」
つい、素手で戦いたくなってしまい、ナイフを落としてしまったのだ。
落としてもうた、と思ったときには既に後ろからナイフを回されていて。
俺の負けになってしまった。
＿＿
＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
A「……はぁ…ゾムさん、手抜いてたでしょ？」
zm「え？んなわけあらんて…」
A「あんな動きできる人、そうそういないし。あの動きができる人だったら、私に勝ててたはず…手、抜きませんでした？」
zm「………抜いとった、よ」
少し悲しそうな目をして見つめてくるA。
zm「…っ。次は、手抜かんでやるから、な？」
A「！」
パアッと笑顔になるA。
次は本当に、手を抜かんでやろ、と思った瞬間だった。
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CA(プロフ) - 有難う御座います。ゾムさん推しですか! ゾムさんカッコいいですよね…作品お褒め頂き有難う御座います! 次回作は我々ださんとワイテさん、書ければミナツドさんも短編集で挑戦してみようと思います。今後とも宜しくお願いします! (2019年1月25日 17時) (
レス) id: e970142f07 (このIDを非表示/違反報告)
幻 - 初コメ失礼します！ 私の推しのゾムが出てきているということで、この作品を拝啓させて頂きました。 凄く良い作品でした！ その他の作品などつくる時は、応援しています！頑張って下さい！ (2019年1月25日 0時) (レス) id: 8a2b72d70d (このIDを非表示/違反報告)
CA(プロフ) - Lemonさん» CA沼なんてあって良いんですかね……w多分中毒性有りませんよその沼(( でもすごく嬉しいです、有難う御座います!近々ワイテルズさんの新作を出すのでお楽しみに!有難う御座います!(^^) (2018年11月30日 22時) (レス) id: 016715647c (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - CAさん» CA沼にハマりましたどっぷりと！ (2018年11月30日 21時) (レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
CA(プロフ) - Lemonさん» いつも有難う御座います(._.)嬉しくて「Lemonさんだ」なんて声を上げていました(( 感動を目指して書いたので、嬉しい限りです。有難う御座いました! (2018年11月30日 21時) (レス) id: e970142f07 (このIDを非表示/違反報告)
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