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少年院 ページ5

伊地知「我々の窓が呪胎を確認したのが3時間程前、避難誘導9割の時点で現場の判断により施設を閉鎖、半径500メートル以内の住民も避難が完了しています」
 
虎杖「伊地知さん質問、まどってなんすか?」
 
伊地知「窓というのは呪いを視認出来る高専関係者の事です。術師ではないですが」
 
虎杖「あ〜、成程」
 
伊地知「続けますよ、受刑在院者第二宿舎、5名の在院者が、現在もそこに呪胎と共に取り残されており呪胎が変態を遂げるタイプの場合、特級に相当する呪霊になると予想されます」
 
特級か…もしも大変なことになったら、その時はよろしくね
 
心の中でそう言うと自分の黒い影がズズッと動く
 
虎杖「なぁなぁ、俺特級とかまだイマイチ分かってねぇんだけど」
 
釘崎「はぁ…」
 
「あはは……」
 
伊地知「では、馬鹿でも分かるよう説明しましょう」
 
伊地知「まずは四級、木製バットで余裕です。次に三級、拳銃があればまぁ安心。二級、散弾銃でギリ。一級、戦車でも心細い。そして特級、まぁクラスター弾での絨毯爆撃でトントンでしょうかね」
 
虎杖「ヤッベェじゃん!」
 
伏黒「本来、呪霊と同等級の術師が任務に当たるんだ。今日の場合だと五条先生とかな」
 
虎杖「そっかぁ。…で、その五条先生は?」
 
伏黒「出張中。そもそも高専でプラプラしてていい人材じゃないんだよ」
 

五条『お土産は響以外期待するな☆』
 
 
伊地知「残念ながらこの業界は人手不足が常。手に余る任務を請け負うことは多々あります。ただ今回は緊急事態で異常事態です。絶対に戦わないこと、特級に会敵した時の選択は逃げるか死ぬかです。」
 
伊地知「自分の恐怖には素直に従って下さい。君達の任務はあくまでも、生存者の確認と救出であることを忘れずに」
 
「あの!あの!正は…息子は大丈夫なんでしょうか!」
 
伊地知「面会に来ていた保護者です…お引き取りください。何者かによって施設内に毒物が撒かれた可能性があります。現時点でこれ以上のことは申し上げられません」
 
「そんな…どうして…」
 
虎杖「伏黒 釘崎 響 助けるぞ」
 
釘崎「当然」
 
伏黒「…」
 
「…」
 
僕と恵くんは返事をしなかった。ごめんね悠仁くん。…呪霊が中にいるという時点で助かる確率は0に近い。現実は、そう甘くないんだよ……

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動物アレルギー - とても面白いです。これからも無理せず頑張ってください (2021年3月31日 3時) (レス) id: 9b8af17294 (このIDを非表示/違反報告)
夜海 - 見捨てませんよ (2021年3月23日 18時) (レス) id: a3c70cbb44 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - 骨折?!無理はせず大事になさってください! (2021年2月22日 21時) (レス) id: acc4cdc8d9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 骨折大丈夫ですか?無理しないでくださいね?応援してます! (2021年2月22日 17時) (レス) id: eeb6a92a04 (このIDを非表示/違反報告)
りんごりんご - とても面白いです!これからも頑張ってください! (2021年2月21日 17時) (レス) id: f29ad8ba49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aoiro | 作成日時:2021年1月30日 12時

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