第八話『帰る時間って夕焼け小焼けが頭ん中流れる』 ページ9
あ、その前に……
『そういや、お前らどこ住んでんの？』
弟の家くらい知っておきたいしな〜。万が一の為にww
「…あっち」
いや、一松。あっちじゃ分からんぜよ。ま、一松が指してる方向は俺の家と同じ方向だから途中まで一緒に帰れるな。
『ん、俺もそっちだし一緒に帰るか』
「マジで！？ひゃっほーい！！A兄さんと一緒！一緒！」
十四松はずっとこんなハイテンションで行くつもりなの？俺だったらぜってーどっかでぶっ倒れる自信がある。
そういうとこの十四松、めっさ尊敬するわー。
「………A兄さん、ちょっと話があるんだけど」
はしゃいでる十四松を横目に、トーンを落とし気味で言ってきたのはチョロ松だ。真面目な話なのはすぐに察した。俺って天才w
聞いてやりたいが、ここで立ち話をしていたら日が暮れるかもしれない。いくら街灯が多いからと言って、暗い中歩くのは危険だ。
『俺もだ。歩きながらでもいいだろ？』
「…え、あ……うん」
曖昧な返事だったが、俺はYESだと受け取って歩き出し、六つ子もついてきた。
俺的にはワイワイして帰りたいものだけど、チョロ松が強ばったオーラを出してるせいで全く話が弾まない。ってかメッチャ気まずい。
『おーい、チョロ松さん？そんなピリピリしなくてもいんじゃね？』
「あ、そんなにピリピリしてた？」
「してた、してた」
うんうん、と各々で頷く。頷き方が六つ子だからか全く同じだった。首ふり人形が目の前に5体あるみたいww
『で、話ってなに？』
「あのさ、こういうのって普通は聞いちゃダメだと思うんだけど………」
『弟が遠慮すんなってwww何でも聞いていーぞ。あ、なんなら俺のタイプでも教えてやろうかw？』
「いや、それは遠慮するよ。……じゃあ、…A兄さん、兄さんは何でここにいるの？」
『は…？』
「あぁ〜、ぶっちゃけ俺もそれ気になってたわ」
「ふっ、偶然だな。俺も気になってたとk」
「うっせえ、クソ松」
「え………」
何でここにいるの、か。コイツらなら気づかないと思ってたんだけどなー。鋭いとこあんじゃんw
『じゃあ、俺からも聞くわ。お前らこそ何でそんな姿なんだ？』
第九話『長男の思い付きに振り回され慣れちゃダメだろ』→←第七話『拳で語り合うのって大事だと思う』
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虎翼(プロフ) - 真名(色松推し)さん» ありがとうございます！そうですねぇ、畔柳チャンの思考回路は私にも分かりませんo(`･ω´･+o) ﾄﾞﾔｧ…-！きっと彼女なりに考えがあるんですよ……多分 (2016年5月17日 21時) (
レス) id: cf8ed3b0dd (このIDを非表示/違反報告)
真名(色松推し) - ちょっ…主人公の思考回路はどうなってるんでしょうかww思わず笑ってしまう←首を長ーくして更新待機します｡ゆっくりでいいので確実に更新していただければいいので!!頑張って下さい(￣▽￣)b (2016年5月15日 21時) (携帯から) (レス) id: a8f6e0bca9 (このIDを非表示/違反報告)
虎翼(プロフ) - 真名(色松推し)さん» ありがとうございます！色松かわいいですよね！！天使すぎて鼻の毛細血管が死ぬ…(//∇//) (2016年5月12日 21時) (レス) id: cf8ed3b0dd (このIDを非表示/違反報告)
真名(色松推し) - 毎日更新楽しみに待ってます｡色松可愛いですねww更新頑張って下さい!! (2016年5月12日 20時) (携帯から) (レス) id: a8f6e0bca9 (このIDを非表示/違反報告)
青猫くん - 一松可愛いぃぃぃ…！続き頑張ってな！ (2016年5月10日 21時) (レス) id: bd708c376a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虎翼 | 作成日時：2016年5月7日 11時
