8人の一般ピーポーが送る高校生活【おそ松さん】

第十六話『六つ子の個性が強すぎる件について』 ページ20

後片づけはチョロ松がやってくれるそうなので、俺らはポーカーやってます。

ちなみに俺様はお客様だから手伝う気ゼロww


tkさっきから……

「…フッ、ceack mateだ」
カラ松、それ違うゲームだから！


「……ダウト、だな」
おそ松もわざわざ乗るんじゃねぇ！！！


「はいはいはい！僕ビンゴ！！」
ビンゴってなに！？どういうルールだよ！！？




…とかコイツらぜってー真面目にやる気ないだろ。

一松もやる気なさそうにしてるし、トド松なんてずっとスマホ見てるし。



『六つ子なんだから統一感出せ！！！』





「え〜、いくら僕らが六つ子だからって何でも一緒にしないでよね」
「そうそう、クソ松と一緒とか吐き気する」
「俺らにもちゃんと個性ってもんがあるからな〜」
「ああ、兄貴。俺らは同じだけど同じじゃないのさ」
「僕は僕だよー！！」


そっか〜、一緒にしてごめんね〜……って違うだろ！！なんのための六つ子！？


『昔はもっと扱いやすかったのに……』


あの頃に戻らねぇかな〜とかオッサン臭いこと考えてしまったぜ。

俺も年かな…？


「昔っていつの話だよw」
『一回目の高校』←

「…さりげなく流してたが、兄さんも若返ってんだよな」
『流してたんかいw』


忘れちゃ困るぜw俺様も高校生2回やってるからなww通常の倍でっせ。

トータル6年間通ってますわ。
あ、断じて留年ではない。



「一回目はケンカばっかしてたよね〜」
「そうっすね！めっちゃ楽しかった！！」

『俺は今もやってるけどw』
「うわ！ずりぃ！よっしゃ、俺も明日からケンカしよ〜」
「おそ松がやるなら俺もやるぜ」


カラ松が乗っかると十四松、トド松、さらに、一松も乗っかってきた。

これでこそ六つ子って感じだな。いや、別にケンカで統一しなくてもいいがw


「ちなみにさ、学校の番長って誰？」
『お、それ聞いちゃうか。おそ松ぅ〜』


抜け目ないね〜とかじゃれに行ったら足でゲシって蹴られた。痛い←


『うおぉ！脇腹いってぇｪ！折れた！ゼッテー折れた！！』


オーバーリアクションに手で押さえてバタバタしてみる。


「だ、大丈夫か！！？おい、おそ松！A兄さんになんてことするんだ！！」


心配してくれるのかい？カラ松くん。チミはいい子なんだね。それに比べてチミの兄は……


「いや、それどう見てもウソじゃん」


クズなのか！！？←

あ、クズだった。ニートだったね。救いようがないバカだったね。
ちったぁ、心配しろよ！



兄ちゃん、泣くぞ！！

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