【続】真田忍隊に新しく入ってきた忍びは謎に包まれていました

66.主食はほぼ団子 ページ20

佐助side

中身聞かずに持って行っちゃうなんて、Aすごいな…

あ、一応言っとくけど危ないモノじゃないからね。何が入ってるかは教えれないけど、Aならちゃんと持って行けるだろうから心配はしていない。

幸村「佐助ー！どこだ、佐助ー！！」

あら、真田の旦那が呼んでる。ちょっくら行ってきますか


佐助「はいはい、どうした？旦那」

幸村「佐助、俺と手合せしてくれぬか？」

うわ、メンドクサ←

お館方様と殴り愛でもしとけばいいのに…。

幸村「無理ならAとするが？」

佐助「あー！！俺様がやる！やるからAは相手にしないで！」

冗談じゃない。旦那がAと手合せなんかしたら旦那が生きてられるか…。ちょっと蹴っただけで俺様の骨が折れたんだよ、しかもまともに相手にされなかったし。Aが手加減できるようになったら大丈夫だと思うけど、今はやめといたほうがいいよな

幸村「なんだ？Aとやると何か困るのか？」

佐助「うん、困るね。主に俺様の仕事が増える」

幸村「？」

Aが「うっかり殺しちゃいました★」って言うのが想像できるから手合せだけはマジでやめてほしい←

幸村「よく分からぬが、佐助が相手してくれるのだろう？」

サッと槍を構えて旦那が問う

やれやれ、仕方ない

佐助「ああ、どっからでもかかってきな」

はあぁー！！と威勢のいい声で突っ走ってくる旦那を大型手裏剣を両手に避けていく

あれ？別に木刀でもいいんじゃない？真剣でやる必要ある？

だなんて考えたりもしながら本気で襲ってくる旦那相手にするのはやはり骨が折れる(物理的じゃない方で)

戦闘風景はご想像にお任せしますｗ



一刻くらいやってただろうか、中々収拾がつかなくて困ったよ

佐助「ふぅ、いくらなんでも本気でやらなくてもいいじゃない」

幸村「何を言うか！いつ何時も全身全霊、全力でやらねば鍛錬にならぬ！」

あーはいはい、そういう熱血な話は親方様としてくれ

グウゥー

幸村「佐助！腹が減ったぞ」

まぁあんだけ動けばお腹も減るだろうな

佐助「団子でも買いに行けば？」

俺様いまので疲れてるから行きたくない←

すねたような顔でこっちを見てきてるけど気にしない

幸村「減給するぞ(ボゾッ」

佐助「はぁ…分かったよ、行くから。でも、旦那もついてきてよ」

荷物持ちとして←

どーせなら買ってもってくるより向こうで食べた方が荷物にならないからね

……その後でまた買うだろうけど

67.本気でびっくりした時ってガチで吹く→←65.幸村様と佐助様以外は基本タメ口

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