タシカ×ナ×カクゴ ページ17
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一瞬のことに、私は瞬きを忘れそれを見ていた。
こんな、普通に生きてれば体験しないような出来事が湧き水のように溢れ出す目の前の現状に、立ち竦むことしか出来ない。
微動だにしないおばあさんを後ろに、レオリオの攻撃をすんでのところで阻止したクラピカが額に汗をかきながら、レオリオに向き直った。
「せっかくの合格を棒にふる気か？」
「！？……何？」
──────────(やっぱりそうだ)
クラピカの言葉を聞きながら、私は確信していた。
思い出せなかった芸能人の名前を思い出せた時のような爽快感が、私の頬を吹き抜ける。
「沈黙！それが正しい答えなんだ」
ポカンとするレオリオにもわかるように、クラピカは綺麗に言葉を並べていった。
そう。これはグループの協調性でも、ハンターになるための知識でも、運でもない。
─────『正確で客観的な判断力』
多分それを見抜くための小テストのようなもの。
クラピカが説明した通り、レオリオが言った「正解なんて言葉ではくくれない」という言葉はごもっとも！
というかレオリオはその時点で正解に辿り着いていたのだ。(加えて私も)
しかし、クイズは�，��△任靴�答えられず、回答者を悩ませた。
つまり、ここで一番有効な選択肢、それが答えられない。沈黙というわけだ。
「しかしさっきの野郎は……」
「正解とは言ってない。通れと言っただけだ」
さっき、微かに聞こえた叫び声のようなもの。
それは多分、さっきの男性が違う道を進み、魔獣に襲われた時の悲鳴。
それが聞こえた時からクラピカは、私たちに必死で目の力を強めて諭した。
多分ゴンも聞こえていたはず、けれど今でもゴンは何かを考えるように腕を組んでいて、あの時確実に気づいていたのは、クラピカただ1人だったのだろう。
「本当の道はこっちだよ、2時間も歩けば頂上に着く」
おばあさんの指図で、隠されていた扉が開く。
キョトンとしていたレオリオが、おばあさんに近寄り口を開いた。
「バアサン……すまなかったな」
「お前みたいな奴に会いたくてやってる仕事さ、がんばっていいハンターになりな」
おばあさんが優しく微笑み、レオリオは申し訳なさそうに頭をかいた。
それをクラピカと並んで見ていると、まだクイズのセット前で腕を組んでいるゴンがダメだ！と声を張り上げるのを聞いた。
「どうしても答えが出ないや！」
ぱあっと明るくそう言ったゴンに、私たちは先ほどの緊迫した空気から一変し、和やかな空気の中ゴンを見て笑った。
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実珠 - あぴさん» はい！！とても楽しみです！！あーキルア格好いいなぁー！！！自粛明けで大変かと思いますが是非更新頑張って下さい、応援してますよ！ (2020年6月8日 22時) (
レス) id: 455069b8f0 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 実珠さん» お久しぶりです〜今回もコメントありがとうございます^-^ 自粛明けて忙しくなりましたしね〜これから本格的にハンター試験も始まりますので、また読んでいただければ嬉しいです！ (2020年6月8日 14時) (レス) id: 672d662638 (このIDを非表示/違反報告)
実珠 - あぴさん» お久しぶりです！学校行ってて中々見えませんでした…まとめて読んだんですけど久しぶりだからか余計に面白く感じました！やばい！面白い！！これからも応援してます！ (2020年6月7日 19時) (レス) id: 455069b8f0 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 璞さん» 初めまして、コメントありがとうございます！読んでいただき嬉しいです(^^)大変お待たせしました！私自身もやっと始まる〜！という感じです笑 全員キャラがいいんですよね……わかってくれる方がいて嬉しい…絵も褒めていただきありがとうございます、更新頑張ります^-^ (2020年6月5日 13時) (レス) id: 672d662638 (このIDを非表示/違反報告)
璞(プロフ) - あぴさんがみんな好きっていうのとってもわかります！！^ ^ 中でもアダルトリオはとっても素敵だと自分も思いました！、話は戻るのですが、、絵もとても素敵で本当に更新楽しみです、無理しないように頑張ってください（？）応援してます！！^ - ^ (2020年6月5日 0時) (レス) id: e8c51eabaf (このIDを非表示/違反報告)
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