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ジェシー「ちょっと樹〜本当に2軒目行って大丈夫〜?」
田中「だ〜いじょ〜ぶ〜!」
無駄に陽気な酔っ払いと共に夜の「街」を歩くジェシーは、知り合いのバーにへと足を進めていた。
松村が来て数週間が経った後、それなりに情報を掴みだしたジェシーは知り合いのマフィア幹部がいないかと彼の行きつけのバーに足を進めていた。

「裏切り者」が「街」にいるらしい、という噂に加えて、どうやら田中が以前製造にハマっていた薬品も関係しているらしい。
そんな好都合な状況を、彼が逃すはずもなく。
足取りはちゃんとしているがふわふわとした喋り方になっている田中と共に、ジェシーは6区へと向かう。

「お」
バーへと入ると、お目当てのマフィア幹部に加え、紫色の光彩、なんて変わった瞳を持つこの「街」の首領の姿まであった。
首領がこんなところにいていいの?という疑問はあるが、側近のようになっている幹部がいるなら恐らく大丈夫だろう。

田中「師匠〜!先生〜!やった!今日お2人ともいらっしゃったんっすね!!」
2人を「師匠」と「先生」と呼び慕う田中は、酔いも相俟って更に上機嫌になった。
首領の横の席へと飛び込む田中を余所に、ジェシーは「丁度良かった!聞きたい事があったんだよね〜!」と幹部の横に座る。

「もしかして、例の薬の事か?」
やはり同業とあって話が早い。やっぱりそっちにも流れてる?と明るく問いてみせれば、彼は「加えて政府の役人がまた仕掛けに来る事も、な」と少し厄介そうに答えた。

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ゆづ - 待ってました!本当に好きです!これからも頑張ってください!てか、このシリーズで文庫版が欲しいです!そのくらい好きです!(もし辞めることにしても、消さないでくださいね)いつも元気をもらってます。ありがとうございます (2020年8月26日 14時) (レス) id: deb2d46d42 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:湊都 | 作成日時:2020年8月22日 15時

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