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『(あぁ・・・
本当に行くのか・・・
嫌だな・・・
そういえば家・・・どうなったんだろ?
まぁ殺人事件があった家なんて売れるわけないだろうし・・・
廃墟だろうな・・・
もっと・・・持って出ていけばよかったのかな・・・
お父さんの本とか・・・)』
ボーッと空を見ながら考えるルルーノ
グール「ルルさん!
馬車見つけましたよ!!」
遠くからグールの声が聞こえる
グールは手を振っている
『・・・
なんか犬だな・・・
大型犬・・・ププッ』
ルルーノはそう言いながらグールの元へ向かう
グール「どれくらいかかるんですかね?」
『さぁ?馬車で行ったことないし
何年ぶりだと思ってんのよ』
グール「で、ですよね?」
『あ、グール、約束してもらう事があるんだ?』
グール「はい?なんです?」
『敬語を使わない事
ルルさんと呼ばない事
この二つを守る事!
それが守れないんなら
今此処でほっぽり出す!』
グール「!?
え!?
・・・・・・わ、わかりました・・・」
『ん!?』
ギロリと睨むルルーノ
グール「わかったよ・・・
・・・な、なんてよべば?」
『ルルでいいわよ
適当に兄妹設定にして
そのほうがいいでしょ?』
グール「・・・わかりまし
・・・
わかったよ、ルル」
『ん!よろしぃ!』
グール「そんなにバレたくないんですか?」
『私はバレてもいいけど
バレた時の皆の対応の仕方が
グールが嫌がると思うから』
グール「・・・そうですか
はっ!
そ、そうか・・・!」
『(これは思いやられるな・・・)』
『よし!ただ今より、敬語、さん付けしたら
蹴る!
いいね?』
グール「は・・・
うん!」
『(言い直しが酷かったら蹴ろう)』←
アセアセとするグールを見てルルーノはそう思った
馬車に乗って数分後
森を抜け
街が見えてきた
『ついたわね』
グール「・・・
この距離を歩こうとしてた・・・のか?」
『うん』
グールが敬語を使おうとしていたので
足をあげるルルーノ
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あんたん(プロフ) - 藤の木の明さん» 主人公ちゃんだから!← たくましく勇ましく生きているよだよ〜 (2014年6月20日 22時) (レス) id: 032f8a5398 (このIDを非表示/違反報告)
藤の木の明(プロフ) - oh……可哀想に…主人公ちゃん。強いね、主人公ちゃんは………強い!← (2014年6月20日 18時) (レス) id: 9f37e5d87d (このIDを非表示/違反報告)
あんたん(プロフ) - 藤の木の明さん» ん? 私にも分かんない(え どこまで行こうな瞑想中← (2014年6月18日 11時) (レス) id: 032f8a5398 (このIDを非表示/違反報告)
藤の木の明(プロフ) - わぁー 大変なことになってきたねぇ これから、どうなるのやらやら …あれ?← (2014年6月18日 11時) (レス) id: 9f37e5d87d (このIDを非表示/違反報告)
あんたん(プロフ) - 藤の木の明さん» え?なに?死ぬまで妄想をし続けろと? それもいいな← (2014年6月12日 23時) (レス) id: 032f8a5398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんたん | 作成日時:2014年6月8日 10時