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『内容をお話いただけますか？』
ナイル「・・・
シーナ内の一部の区間を見てきて欲しいんだ・・・」
『どこですか？』
ナイル「・・・
ラクス区だ・・・」
『・・・』
ルルーノは目を見開いた
グール「たしかラクス区って・・・
ルルさんの・・・」
グール(生まれた故郷・・・)
チラリとルルーノを見るグール
ルルーノは眉をひそめていた
ナイル「そこに今変な噂があるんだ・・・
その噂の出処を突き止めて欲しいんだ・・・」
『・・・・・・』
ルルーノはうつむいたまま動かない
ナイル「ルルーノ？」
『聞いています
その噂とはなんですか？』
ナイルに呼ばれルルーノは顔を上げる
ナイル「・・・
夜になると何処からともなく《うめき声》が聞こえて来るんだそうだ・・・
街の人々は《犬の遠吠えにしてはおかしい》と言っている・・・
なにか、現時点で分かる事はあるか？」
『・・・・・・
街はシーナの南と言うより
南西に位置します
そこからもう少し西・・・
つまりは西南西に《森》と《丘》があります』
ナイル「森が怪しいな・・・」
『その森は・・・
20年前は地元の人は滅多に寄り付きませんでした
ですが、子供達は冒険気分で森へ入って行くのを何度か見ました
森の地形が変わっていなければ
怪しい場所が何ヶ所かありましたけど・・・
アソコは《迷いの森》とも言われていました
森には商人達が行き来できるよう一本道が通っているんですけど
その一本道から外れ森の奥へ入ったら最後・・・
出られない・・・』
グールはゴクリとツバをのみこんだ
『って子供に言っている親はいっぱいいましたよ♪
実際は全然迷いません・・・私は←
最初はコンパスを頼りに行けば迷いはしません』
ナイル「そうか・・・」
『と言っても20年前の話です』
ナイル「土地勘のない兵士を行かせるよりかはお前が行った方がいいだろう・・・」
『駐屯兵に任せては？』
ナイル「断られた
《シーナ内は憲兵団の領地だろ》だそうだ・・・」
『それで引き下がっちゃったんですか？
情けない←
・・・・・・・・・
わかりました・・・引き受けます・・・』
ナイル「そうか・・・よかった・・・」
『でもナイルさん・・・
1つ約束してください』
ナイル「なんだ？」
『私がアソコに行って何されようが文句は言わないでください
私に対しても街の人に対しても・・・』
ルルーノは真剣にナイルを見つめる
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あんたん(プロフ) - 藤の木の明さん» 主人公ちゃんだから！← たくましく勇ましく生きているよだよ〜 (2014年6月20日 22時) (
レス) id: 032f8a5398 (このIDを非表示/違反報告)
藤の木の明(プロフ) - oh……可哀想に…主人公ちゃん。強いね、主人公ちゃんは………強い！← (2014年6月20日 18時) (レス) id: 9f37e5d87d (このIDを非表示/違反報告)
あんたん(プロフ) - 藤の木の明さん» ん？ 私にも分かんない(え どこまで行こうな瞑想中← (2014年6月18日 11時) (レス) id: 032f8a5398 (このIDを非表示/違反報告)
藤の木の明(プロフ) - わぁー 大変なことになってきたねぇ これから、どうなるのやらやら …あれ？← (2014年6月18日 11時) (レス) id: 9f37e5d87d (このIDを非表示/違反報告)
あんたん(プロフ) - 藤の木の明さん» え？なに？死ぬまで妄想をし続けろと？ それもいいな← (2014年6月12日 23時) (レス) id: 032f8a5398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんたん | 作成日時：2014年6月8日 10時
