『進撃の巨人』孤高の鷹と孤独の花束【リヴァイ】

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エイト「兵長が気まぐれって言っていましたが？」

ラミア「気まぐれで人の命を扱うようなことは絶対にしない」

グール「自分は何されても何も言い返さないし反抗もしないのに

他人が死にそうな目にあったら
真っ先に駆けつける
それがルルさんだ」

エイト「まるで見てきたような言い方ですね」

グール「実際見てきたからなぁ」

ラミア「そうだな
自分の命放ったらかして救いに行くものだから
よくリヴァイさんに締められているしな」

『言いたい放題だなぁクソガキどもぉ』

むーっと頬を膨らませるルルーノ

グール「ホントの事です」
ラミア「本当の事です」

『・・・そんなに？』

リヴァイ「もう慣れた」

『・・・』(´・ω・｀)

エイト「仲間のためなら自分の命を投げ出すバカねぇ」

ソーマ「なんかかっけぇな」

グール「まぁ、確かにカッコイイとは思うが
見てるこっちはヒヤヒヤものだぞ？www」

『体が勝手に動くんだもん！
しかたないでしょー！』

ポコポコ怒るルルーノ

リヴァイ「解ってる」

ラミア「いつも通りですね」

グール「そーだな」

カロン「・・・」
(《夫婦の形》っていろいろなんだなぁ
お父さん達とは違うなぁ)

『ところでカロンちゃん
聞きたい事
あるんでしょ?』

カロン「本当のルルちゃんの事」

『だいたい今日話した事がそうなんだけど・・・
どれだけ深く話してもいいものかな・・・』

ラミア「俺達は」

『いて』

ラミア「はい」
グール「はい」
ソーマ「おう」
エイト「わかった」
エイト(さぁ・・・何を聞かせてくれる《ルルーノ・スカーレット》)

頷く4人

リヴァイ「・・・」

無言で立ち上がるリヴァイ

ラミア「俺が」

紅茶だと気づくラミア

リヴァイ「座ってろ」

ラミア「すみません
ありがとうございます」

リヴァイは自分で紅茶を用意しに台所へ行った

『私はね
後で知った巨人の足音や気配を感じながら
そして《区別》されながら普通に過ごしてた

ある日家に《殺人鬼共》が入って来るまでは
そこで両親を目の前で殺さた
一瞬だった
最後の言葉は《逃げろ》《生きろ》
その言葉と同時に誰かが叫ぶ声が聞こえたの』

カチャ

ルルーノの目の前に紅茶が置かれる

『その人が私の旦那様よwww
まぁ家の位置も教えてたし
その日に合う約束もしてたから
会えそうな時間になっても来ないからか
直感なのかはしらないけど
ま、結局心配になってきただけだと思うけどね』

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