『進撃の巨人』孤高の鷹と孤独の花束【リヴァイ】

16 侵入者 ページ16

ラミア「兵長こうなったルルさんは手強いですよ
どうします？」

ハンジ「普通私に聞かないかい？ラミアくん？」

リヴァイ「強制退室決定だ」←

『【ドアに1番近い少女だ
そこに投げろ】』

ハンジ「だから私の意見は！？
私団長！！」

(ﾉｼ 'ω')ﾉｼ ブンブン
と団長の威厳もなく地団駄を踏むハンジ

ショーン「ハンジ、最初はルルねぇにしろって駄々こねてたのになwww」

ゲラゲラ笑うショーン

ノエル「ルルーノにだったら心臓の一個や二個捧げられるのにね」

グール「この人笑顔で何言ってんだ・・・」

本当に捧げそうな顔をしているノエルにゾッとするグール

ラミア「強制退室ですね、わかりました。」

ラミアの声にザワつ間まもなく


ブンッ


ルルーノは投げられる


ゴッ


そして誰かに当たる


ドサッ


長髪で金髪の少女は倒れる

グール「ラミア！どこ投げてんだ！？」

ショーン「まてよ！グール」

ノエル「あれはわざとだよグール
だから

落ち着け」

グール「・・・わかり・・・ました・・・」

ノエルの殺気に怖気付くグール



『どうも2年ぶりに会うわねお嬢さん
いえ、リアちゃん』

ぶつかって倒れた少女の両腕の上に乗り
身動きを取れなくする

《リア》「・・・」

ブンッ
と《リア》の足が上がりルルーノを狙う

『・・・』


ガンッ


片足をあげ
《リア》の足を蹴り飛ばすルルーノ


ガシッ


腕の上にあるルルーノの足を《リア》の手が掴む


ガッ


その手さえも蹴り飛ばすルルーノ

《リア》「っ！」

そのルルーノの行動を誰もが固唾を呑む(リヴァイとラミアとノエル以外)

蹴飛ばされた手を地面につき
思い切りルルーノの背に向けて両足を蹴りあげる

『・・・』

その両足に手を付きながら
バク転ししゃがむ体勢になるルルーノ

《リア》は片手のまま
スタッとしゃがむ体勢になる

《リア》「・・・」

二人とも無表情のまま


最初に仕掛けたのはルルーノだった


低い体制のまま右手の拳を《リア》に向けて振るう

同時に拳を振るう《リア》


ガッ


二人同時に顔面に入る
はずだったが
左腕でガードするルルーノと《リア》

ゴッ

左足を軸に右足で相手の左腕を狙う

無表情のままのルルーノ

ほんの少し苦痛に歪む《リア》


ラミア「まるで鏡ですね」


『・・・』

スッと
《リア》から離れるルルーノ

《リア》もまた戦闘態勢を解く

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