巴日和と付き合ってみた。 (ページ13)

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日和「雛ちゃーん！今日良い知らせがあってね…ってあれ」

あれれ…雛ちゃんの姿が見えない。
もうレッスン終わってる時間のはずだけど…
せっかく雛ちゃんに会えるのわくわくしながら帰ってきたのに…

『あれ？日和く…わっ、いきなり抱きついたら危ないよ！』

日和「もぉ～！いないから心配になったんだからね！雛ちゃん！会いたかったよ～～」

雛ちゃん凄いいい匂いする…。
落ち着く……。

日和「雛ちゃん、耳赤いね…可愛い…」

『日和くんがずっとすんすん嗅ぐからでしょ！こそばゆいからやめて！！』

日和「や～だっ♪雛ちゃん補充が足りな過ぎてぼく死にそうだったんだからね…もう少し、このまま居させて」

少しの間沈黙が続くと雛ちゃんはぼくの頭を優しくぽんぽんとしてくれた。
また顔赤くしちゃって…あまりにも可愛いからちゅーしたくなっちゃうね。

『ん～～～！！ぷはぁ、長いよ！』

日和「あと10秒くらいはしたかったのに～、残念…。あっ、雛ちゃん今週の土曜日はぼくと花火大会に行くからね！浴衣買いに行こうね」

『花火大会かぁ、いいね！すごく楽しみだなぁ～。浴衣はちょっと……』

日和「え！？なんで……」

『浴衣ってかわいいけど動きづらいし、あんま好きじゃなくて…』

日和「雛ちゃんの浴衣姿みたいのに～…絶対似合うと断言するね！」

『それは嬉しいけど～…日和君も一緒に着るなら考えるかな』

日和「浴衣って重いし、下駄歩きづらいし不便でしかないね！」

『も～着てほしいって言うくせに自分は着る気ないじゃん！』

さっきは花火大会って聞いて目キラキラさせて、
今は頬を膨らませながらぷんぷんしちゃって…
なんてぼくの彼女は可愛いんだろうか、天使なんだろうか…