story33 ページ33
千秋「今日はどうだった?ちゃんと楽しめたか?」
「うん、すごく楽しかったよ!水族館ってこんなに楽しい場所だったけ…っていうくらいに。千秋さんと来れて本当に良かった」
千秋「楽しんでくれたなら何よりだ。俺も凄く楽しくてなんだかあっという間だったな…。この時間がずっと続けばいいのに…」
さっき私が羽風さんに言ったことと同じこと言ってる…。嬉しい…。
千秋「そこのベンチに座ろうか」
「はいっ…」
座って2、3分沈黙が続いた。
私が言い出したんだから私から話さないといけないのは分かっているんだけど言葉が詰まって口を開く勇気がでない。
ここまできて自分が情けない。
千秋「今日一日一緒に過ごしてドキドキが絶えなかった…」
「それは…私もだよ……」
隣で顔を赤く染める千秋さんにつられてそっと呟く。
千秋「俺は……「ちょ、ちょっと待って!」
「わ…私が先に話してもいい?」
千秋「すまない!俺、勝手に喋り出しちゃって…」
「うんん、私もなかなか話切り出せなくてごめんね」
高鳴る心臓の音に負けないように、
想いを込めて伝えよう。
「…私、千秋さんのこと好きです」
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作者名:あねもね | 作成日時:2020年8月24日 14時