story18 ページ18
ふと目が覚めると俺はベッドの上にいた。
どこだここは…病院……?
いや、確か未桜ちゃんと一緒に食事をして一緒にどこかに向かっている途中で…。記憶を遡ろうと色々な思考を巡らせているとパッと電気が点き、おぼんを持った未桜ちゃんが立っていた。
「お、丁度目が覚めたところですか?良かったです、ごはん持ってきたんですけど食べれそうですか?」
そうだ、フラフラする俺を未桜ちゃんが家に上がらせてくれたんだったな…。寝起きのせいか頭がボケボケしている。
千秋「ご飯まで用意してもらってすまない…そして色々と看病してくれてありがとう。ここまで世話をかけることになるなんてな…」
「ふふ、気にしなくていいんですよ。今日も暑い中外でライブでしたし、今までの疲れがどっと出たんだと思います。どうか無理はしないでくださいね」
俺の事を気遣ってくれるその優しさが凄く心に染みる。確かにここのところ少し無理をしていたのかもしれない。身体の節々に少し痛みを感じるし、ほんの少しだけ頭が痛い。
ところでこの部屋、見るからに未桜ちゃんの部屋だよな。
…てことはこのベッドは、未桜ちゃんのベッドでは____
ああっ、まだ告白もしてないし付き合ってもいないのに好きな子のベッドで寝るとか俺は色々順番を間違えている気がする!!
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作者名:あねもね | 作成日時:2020年8月24日 14時