出会いと始まり。1話 ページ1
春。桜が舞い散る頃。
灰色の髪をなびかせながら「夢ノ咲学園」の門を潜ったひとりの少女がいました。
胸を弾ませ、新しい学舎への思いを抱き、その場に立ち止まっては一息深呼吸をした。
「…始まる……」
少女は此処に来る喜び、毎日の様な必死に勉強した日々。頑張ってよかった。と改めて自分の努力を褒める。
"少女の兄"の話や"ライブ"などで期待と思った学舎。
来たいと思った動機は人それぞれだが、少女にとっての一番の理由は、とある"ユニット"への憧れ。
"Nightmare"の様になりたい。
Nightmareというのはこの夢ノ咲学園の唯一の女子2人ユニット。
とても仲が良く、どんな曲にも完璧こなす。衣装もとってもレベルが高く、普通の女の子にとっては着こなすのが難しいと思われるものも、あっさりと着こなしてしまう。
まさに誰もが認めるスーパーアイドルユニット。
少女は1度でいいから話してみたいと思っていた。
あわよくば、レッスンを見て頂きたいとも。
考えが図々し過ぎるな。と少女は苦笑いを浮かべた時。
「やべっ!?!?」
という声が聞こえました。
聞こえたのも遅く、どうやら上から降ってきたらしく、少女の上に乗るようにバタッとぶつかってしまった。
少女は、「いったぁ……何で人が空から………」と唸り声を上げながら目を擦っては乗っかってきた人の顔を下から見ようとした。
「おいっ!? 大丈夫かよ!?」
見れば、真っ赤な赤髪に可愛らしい髪型。編み込みがしてあり、ほっそりとした体型に長い足。胸は高校生とは思えないほど育っていて、顔だけ見ようと思った少女でしたが、全身を見てしまう。
この顔を見たことあるような。と少し考えては「!!」とびっくりしたような表情を見せる。
赤髪の少女は「は?」と眉間にシュワを寄せては何こいつ?と思う顔をしていた。
「…"Nightmare"の"春姫ちゃん"ですか………?」
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璃菓(プロフ) - ししまるさん» 天才ですよ月輝ちゃんかわいい (2017年12月29日 1時) (レス) id: d6d35cc075 (このIDを非表示/違反報告)
璃菓(プロフ) - えれんさん» ありがとう (2017年12月29日 1時) (レス) id: d6d35cc075 (このIDを非表示/違反報告)
ししまる - むりしゅき天才かな、むりですしんどい。月輝のところ書いてくれてて私ほんと尊い (2017年12月28日 0時) (レス) id: 01f6fb1860 (このIDを非表示/違反報告)
えれん(プロフ) - しゅき (2017年12月18日 17時) (レス) id: 0c973ac0d7 (このIDを非表示/違反報告)
璃菓(プロフ) - 霜月さん» 現在、1話から手直しを始めました。更新が遅くなってしまうと思います。頑張りますので、よろしくお願いします。 (2017年11月20日 21時) (レス) id: d6d35cc075 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:璃菓 | 作成日時:2017年11月17日 21時