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青峰side
さっきまで体育館の端の方で作業してたアイツの声がまたスピーカーから聞こえて来た。
“もうすぐ下校時間です。生徒の皆さんは…”
黒「青峰くん、そろそろ片しましょうか」
青「…おう、そうだな。」
赤「緑間。合宿のことで話しときたいことがあるのだが少し残れるか。」
緑「わかったのだよ。」
黄「ねーねー黒子っち!帰りにさ、みんなでアイス食いに行こうよ」
紫「さんせー まいう棒の新味もでてるしーー。あ、Aちんも誘おうかなーー。」
青「紫原。お前あの放送部のやつと知り合いなのか?」
気になった。紫原とあいつがどんな関係なのか。
あいつと話したこともないけど。
気がついたらそう尋ねていた。
紫「Aちんはねーー。俺のお菓子友だちなんだーー。あっ!Aちーん!!みんなで一緒にコンビニ行って帰ろーーー!」
放送から帰ってきたあいつに紫原が言った。
「え!私なんか一緒に行っていいの?紫原くんしか話したことないけど…;」
紫「いいのいいのーー。ほら、行くよーー。」
黒「青峰くん、話しかけるチャンスですよ(ボソッ」
青「テツ ?! お前いきなりなんだよ」
黒「隠さなくても誰にも言いませんから大丈夫ですよ。放送が流れるたびあんな顔してたら誰だって気付きそうですけど 」
あんな顔ってなんだよ…ったく。
まぁ話して見たいとは思ってたし行くか。
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作者名:桃太郎 | 作成日時:2018年8月15日 17時